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チラシの裏 3枚目
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「これから8体のロボットが様々な場所で事件を起こし、お前をおびき出す!
そしてロックマン、お前はこのワイリーナンバーズに敗れることになるのじゃ!!」
博士はビシッと指を指し宣言する。
「……あれ?」
「7体しか見えないわね…ワイリーの後ろ?」
そう思った瞬間。
「な、なんじゃこの音は!?」
ライト博士が見上げた天井。
そこにはヒビが入り…鋭い何かが落下してきた。
「博士ーーーー!」
ロックが庇う。
天井からの巨大なドリルだ。
「………何じゃ…!?」
ドリルに乗って現れたのは赤いボディの一体のロボット…
ワイリーナンバーズ最初の刺客だった。
「オレはメタルマン!
さぁ、ロックマン!はるばるやってきたんだからオレと勝負しやがれ!!」
頭につけた円形の刃が輝く。
「えぇえええーーーい!」
「!?」
メタルマンの背後から殴りかかるロールちゃん。その手には…箒。
「…戦えるロボットはオレ以外にもいたっていうのか!?」
目が飛び出んばかりに驚いているメタルマンのわき腹に今度は爆発音。
「のああああああ!?」
…ロックバスターが火を吹いていた。
「…メタルマン。僕が相手だ」
「私だって戦えるわロック!」
前から後ろから。知らず、メタルマンは挟み撃ちに遭っていた。
「…ひ、卑怯だぞ!!」
「とはいっても、お前さんは奇襲を仕掛けてきているしのう」
ライト博士にまで突っ込まれる始末。
メタルマンは手足をじたばたするしかない。
「もういい、メタルマンよ。ちょっと戻って来い…」
頭を抱えていることが一発で分かる疲れた声がメタルマンの耳元から漏れる。
「…まぁいい!次は1人で来いロックマン!」
天井の穴からメタルマンは去っていった。
「…お前はこうじゃからダメなんじゃ…」
「も、申し訳ありませんDrワイリー…」
とぼとぼと帰っていくメタルマン。ワイリーはクイックマンの元へ歩く。
彼は壁を背にしていた。
「…本来、お前が行く予定だったんじゃぞ」
「1号機であるメタルマンに華を持たせたまで。
…それに俺はロックマンの能力の全てを手に入れさせた上で戦いたいのです。」
呆れた様子でワイリーは言う。
「…じゃからヤツはロックバスターしか使えんと言っておる。」
そして、彼の無言でワイリーは勘付く。
「………」
「まさか、お前…」
「ええ。ワイリーナンバーズの他全部の能力を手に入れたロックマンと俺は戦いたいんです。
能力を得ることもヤツの力のうちでしょう。」
「非情なものじゃな…」
「…俺との戦いでヤツの快進撃は止まる。
そうでなかったらそれ以前に敗れる、それまでの奴だったということですよ。
どの道スペアボディで蘇ることは可能なのでしょう」
「誰が用意すると思っておる、全く…」
「申し訳ありません。
俺は…ちょいとコイツでロックマンとの模擬戦闘をしてみますので」
クイックマンは窓際にいた一体のロボットを親指で指す。
「…慣れなれしい真似はやめてもらおう。」
サングラスをかけたロボットがそこにいた。
「…今回の敵は僕を倒しに来ている…か。」
夜の高層ビルの屋上から夜景を眺める。
今度の戦いの舞台は…町のどこになるのだろうかと。
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