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チラシの裏 3枚目
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「それじゃ、これからはまじめに活動してくださいね、Drワイリー!」
ロックマンはほっとした心地で家路を急いだ…その1分後。
「危うい所でしたねー、Drワイリー…」
声の高い、小柄で四角いロボットがカプセルから出てくる。
「俺ら流石に見つかったらヤバかったんじゃねえのか?」
奇怪な形をした青いロボットが続けて現れる。
「へーン!オレの爆弾であんなのはぶっ飛ばしてやるよ!」
バイザーのついたロボットが現れる。
「迷惑な真似ややめろよオイ! みんなお前みたいに頑丈なボディ持ってるわけじゃないんだぜ」
頭の輝くロボットが現れる。
「フン!馬鹿を言うな…お前達は性能テストもまだじゃろう!」
ワイリーは土下座のポーズを止めて立ち上がる。
「…Drワイリー。ヤツと戦えるのは何時頃になりそうでしょうか。」
長身のロボットはワイリーに聞く。
「何じゃ?クイックマン」
クイックマンと呼ばれたロボットは答える。
「ヤツと戦いたいのです。俺が最強であることを、ヤツに見せてやりたい。」
その目は真っ直ぐだった。
ワイリーは腕組みをして考える。
「……そうじゃな。予定を早めるとしよう… まぁ…1ヶ月もあれば十分じゃろう」
「…い、行くならクイックマンが行ってよ…」
足ヒレをつけた弱気なロボットはぼそぼそと喋る。
「お、オイ!今から仲間割れしていてどうするんだ!」
長男の責任というものか。最初に作られたロボットはあたふたする。
「…いや。 …あながち、その意見も的を得てるかも知れんのう」
どっしりとした体格のロボットは長男の肩に手をやる。
「…何でだよ!?」
こもった声で彼は話し続ける。
「バブルマンはまだ自分の能力に自信を持てずにいるのだろう。実際、能力はまだ未熟な点がある。
…一番強い者がロックマンを潰しに行けば、一番安全というものだ」
「…で、この中で一番強いのは…誰だ?」
それから28日が経過した日のライト研究所。
ロックマンとロールは、カットマン達の修復作業に明け暮れていた。
だが…TVは突然またも乱れ…
彼の姿を映し出す。
「先日は遅れを取ったなライト…いや、
ライトの所にいるロックマン!」
「…Drワイリー!!」
またも電波はジャックされた。
「ううむ…ワイリーめ、このために時間を空けていたのか…」
大手を広げ、拳を振り上げるDrワイリー。
そしてその背後にはロボットのシルエット。
「お前に挑ませるべく、ワシは戦闘用ロボット集団、
『ワイリーナンバーズ』を組織した!」
V字の飾りを頭につけた長身のロボットを先頭に、
頭のない大柄のロボット、
小柄で足ヒレをつけたロボット、
頭にバイザーをつけた両腕がとがったロボット、
真ん丸い頭をした、何の変哲もないように影では見えるロボット、
直方体に手足のついたようなロボット、
真ん丸い円柱形の体をしたがっしりとしたロボットが続く。
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