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チラシの裏 3枚目

275俺的アレンジの入ったロックマンX8 21話後半:2009/04/30(木) 00:47:16
「フフッ…どうですか?エックス。 私達が撃てますか。」


ライト博士は言っていた。
エックスには無限の可能性があり、無限の危険性も存在すると。

エックスの無限の危険性は、その戦闘での強さ以外発現することはなかった。


だが…ここに、同じく姿を変えることなく相手の能力を手に入れる力を持った
ルミネという、もう一人のエックスを以って、

「所詮は人の道具に過ぎない、旧い世代のあなた方が」


無限の危険性は…ここに開花したのだ。

「進化し、自由になった私達に何が出来ると。」


エックスは…バスターを下ろさねばならない。



ロボットは、自由になりたかったのだ。



勝利の快感がルミネの体を駆け巡る。その快感は顔を歪める。
「フフフフフフフ…ウクククク…
 アアハハハハハハハ、アーーーッハッハッハッハッハ!」


新しい世界の宣言。
「世界は変わったのです!!」


人間からの独立宣言。勝利宣言を口にする。
「旧い生命が、より進化した生命に取って代わられるのは、自然の摂理です!!」

「大人しく…… 滅んでおしまいなさいっ!」
ルミネが腕を振るう。



その瞬間…彼の肩に銃弾が。
「……エックス、迷うことないよ」

少年の言葉は、単純な発想から来るものだった。
「コイツは悪いヤツだ… 敵だよ。」


そんな言葉は虫唾が走る。ルミネは口にする。
「敵…味方…。
 そんな単純な問題ではない。」


「生命のあり方が変わったのです。これからの世界に、あなた方は必要ないのですよ」

エイリアは言う。
「そうやって、あなたはこのレプリロイドの戦い全てを、
 レプリロイドの進化の言葉で片付けようっていうわけ?」

ルミネは返す。
「科学者ならわかりませんか。」


「悪いけど………
 この戦いはそんな言葉できっちりまとめられるほど、
 簡単なものでも 筋の通ったキレイなものでもないのよ!」

チャージを行う。
「そんな辻褄合わせは… 要らない!」

そしてゼロがセイバーを強く握る。
「滅べといわれて…黙って滅んでやるつもりはない!!」

4人の気持ちが一つとなった。ハンターベースで見守る3人も同じであろう。
そして最後にエックスが……ルミネへとバスターを向けた。



「…………それでこそ、ですよ」
ルミネが更に高く飛び始める。そして…光に包まれる。

「我々は…自由だ!!」
ルミネの姿が変化していく……




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