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チラシの裏 3枚目
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バスターを上に向け、光を放つ。
それは空中で分裂、
そして分裂した光自体が空中で炸裂、綺麗な花火となって消えていく。
「がはああぁあぁあぁっ……!!」
シグマはそれをダイレクトに受け、体が吹き飛ぶ。
「…ば、馬鹿な… 新世代の王が…滅ぶというのか…!?」
シグマの体が震える。
「滅ぶのは…奴ら、…旧世代の………!」
体の各所が爆発。シグマの体が激しく動き、そして…大の字になり…
「がはっ……」
「でやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁう!!」
濃い叫び声を残して…最期を迎えたのだった。
音一つ残らないシグマパレスの玉座。
後に残るはシグマの破片のみ。
絨毯の上のそれをエックスは見下ろしていた。
…エイリアもそっと出てくる。
後はルミネを救出するのみ。
玉座の後ろから、足音を響かせ歩いてくる少年が一人。
「君は…… 君はルミネ!無事だったんだな!」
そう。軌道エレベーターが動いているということは
管理者である彼も生きているということ。
「やっぱり生きていたのね」
ルミネはシグマの死体を見下ろして言う。
「無事? ええ、当然じゃないですか」
彼は冷めた笑いをエックスに向ける。
「…あなた方も、もうシグマを倒して満足でしょう?」
…エイリアの推測が、彼女を疼かせ始める。
「…あなた、シグマに利用されていたんじゃ…ないの?」
ルミネは首をかしげる。
「利用?」
シグマの死体に足を乗せる。
「…違いますね。
シグマはただ……役目を果たしただけです」
そして…砕く。
「私達、新世代型を目覚めさせるという 役目をね」
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