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チラシの裏 3枚目
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エックスの遺志を継ぐべく。
エイリアは腕のバスター片手に、シグマパレスの中を突き進む。
彼女の怒りはエックスのそれと同じように、彼女を覚醒させた。
シグマの姿をした新世代の兵らを、的確な動きで回避、撃ち抜いていく。
水晶の針が植物のように生い茂る場所を登り、シグマの形をした兵を撃破。
彼女は、スムーズな動きでとうとう最後の通路までたどり着いた。
扉が開く。開けた段差のある通路に、柱が綺麗に立ち並んでいる。
眩い星が照らし、一直線に絨毯は続いていく。
…玉座へと。
そして…その玉座へとたどり着いたエイリアを見たシグマの最初の一言は勿論。
「だ、誰だ貴様は!?」
驚愕するシグマ。その姿は、幾度もの戦いを経て、炭と化していた。
…でもそれでいい。その間抜けなリアクションでいい。エイリアは思っていた。
「まぁ、よい…誰だか解らぬが、この玉座の間へたどり着いた事を褒めてやろう。
…エックスの仲間だな?」
「……黙りなさい」
「ぬ?」
「貴方と話すことなんて何もない。貴方に名乗る名前も。
炭に玉座なんて似合わない。ここは貴方の墓場よ!!」
「……随分と生意気な口をきく小娘よ。
まぁいい…旧世界への私の勝利はこれで完成するのだから」
エイリアはバスターを向ける。
「それもないわね。」
話を始める。
「貴方の敗北は、まだ名も知らなかった赤いイレギュラーへの敗北から始まる。」
「そしてその次には目を付けていたとはいえ格下のB級ハンターに。」
「その次にはかつてハンターとして貴方が倒す気でいたイレギュラーだった者に。」
「やがては貴方は自分が利用しようとした少年レプリロイドにすら倒されている……」
震え、ひくつく声でエイリアは一つ一つ、声をひねり出す。
「そして今!!」
チャージを始める。
「貴方はこうして!!
名も知らぬ!一介の新人ハンターに敗れ!
永遠の死を迎えるのよ!!」
彼女の赤くなった目は腕を前へ、前へと…突き出させた。
「それが貴方の末路っ…………!!」
その表情を見て全てを察したシグマはニタリと笑い、玉座から立ち上がる。
「ククク…なるほど。いい殺気だ。あらゆる感情が含まれている。
…これはこれで面白い戦いになりそうだ…!」
柱二つに挟まれ、玉座をバックに戦いが始まる。
「全力で来い!!」
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