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チラシの裏 3枚目
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星の海を泳ぎながら、エックスとエイリアはハンターベースと通信を取る。
「先輩、シグマの反応がどこにあるかわかりますか?」
「ええ。解るわ
どうやら月との中継施設みたい。そこから移動してみて」
その場所はゲートウェイと呼ばれた。
「静かだけどどこか……不気味ね。」
辺りを見回しながら進んでいく。通路を抜けた先には…
「…え?」
巨大なパイプオルガンのパイプのような装置。
その各所には色とりどりのカプセルが8つ。
「今回はここで…か」
今回は再生レプリロイドでもコピーレプリロイドでも記憶が作り出した幻でも亡霊でもなく、
新世代型レプリロイド達の変身だった。
8人の新世代に変身した新世代との戦いは長い時間をかけ行われた。
そして……
「…爆発する!!」
「エックス、エイリア!急いで脱出して!」
部屋全体が炎に包まれる。
最上部から飛び降り、扉から脱出、床が落ちつつある繋ぎ目の通路を駆け抜け…
「…だ、大丈夫?」
「ああ!もうすぐだ、急ごう!」
…いや。8人のレプリロイドを倒した所で突然爆発。このパターンは以前エックスは経験したことがある。
扉を潜り、入り口へと戻った…所で。
「エイリア、危ない!!」
「きゃっ!?」
レーザーがエイリアへ向けられた。
間一髪エックスに体を引き寄せられ、ダメージを負わずには済んだ。
「………シグマ!」
「フハハハハハ!よく来たなエックスよ」
「全人類、全レプリロイドに仇なすお前の行為…許しはしない!」
バスターを向けられてもシグマは動じない。
「ククク…我らが月を手にしたことか?
我々が新たな世界、月を手に入れた時点でお前たちが何をしようとも無駄というもの!
まずはエックス、お前との決着を先につけようではないか!」
そして手から炎を迸らせ笑った。
「全力で来い!」
シグマはまず構えている。
「ハァ!!」
シグマは目にも止まらぬ動きでサーベルを抜き、斬りながら走り床を蹴り、天井へと舞い上がる。
エックスはそれより少し早く、それと交差するようにチャージショットを放つ。
「やるな!」
もう一度同じ動作を繰り返すが、勿論エックスになど食らうわけは無し。
「これならどうだ!?」
指先から弾丸を様々な方向へ発射、床、壁、天井へと反射し縦横無尽に部屋を跳びまわる。
「エックス、私に任せて!」
交代、スクイーズボムを放つ。
小型ブラックホールの中に次々と吸い寄せられる弾。
そしてチャージショット。シグマへと直撃する。
「貴様ぁぁぁぁ…!」
跳びあがり、額からレーザーを発射。それは床を走り、炎の海へと変える。
「ぬぉおおおおおおおお…!」
エネルギーが集まる音。チャージ攻撃を繰り出すつもりだ。
「そうはいかないわ!」
チャージショットでそれを止め、そのまま通常バスターでダメージを与える。
「お、おのれ…!?」
弾を放つもスクイーズボムで全て吸収される。
炎の中を斬り上げ攻撃をするもエックスのインビジブルエアダッシュで回避、後ろから撃たれ……
「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁう……!」
爆発に包まれながら、苦しみながら。
天井へ向かい手を伸ばし……
「…やはりね。」
その姿を何の変哲もない、新世代型レプリロイドの本性へと変え、散っていった。
「解っていたのか!?」
「ええ。レイヤーがコピーした武器はシグマの剣。ビームじゃなく物質で出来た剣なんだけど
あんな強力な武器、ゼロの力でパワーアップし続けるゼットセイバーでもまだ追い抜けはしない。
……シグマだったら、アレを持たずあんなビームサーベルで戦ってくる訳がないのよ。」
それならシグマの場所は…?
「どうやら…この施設はもう移動していたようね。…行きましょう」
目の前に、その場所が現れる。
「…月…!!」
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