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チラシの裏 3枚目

264俺的アレンジの入ったロックマンX8 15話後半:2009/04/29(水) 03:03:04
交代してみる。
「星空を見てたの?」
「…あ、ごめんなさい……。」
いよいよ宇宙が近づいてきた。これでもかと敵がひしめく。
「シャイニングレイ!!」

空へと放ち、空中で炸裂する花火のようなこの攻撃だ。


「いよいよ宇宙ね…」
もう止まりはしない。敵もいなくなった。
「エックス、エイリア。そろそろ最上階よ 準備はいい?」
「はい!」
「勿論だ!」


最上階。…月が見える。きらきらと輝く星、流れる星、銀河も見える。
「……。」
エレベーターが…止まる。
「来るわ!」

やってきたのはVAVAだった。

「軌道エレベーター、宇宙開発材料、ロケット…貴様ラノ希望ハ俺達ガモウスデニ握ッタゾ!」
「…だからなんだというの?早くシグマに会わせなさい」

「ククク、ソウ怒ルナ…オ前達ハコレカラジックリト料理シテヤルノダカラナ!」
またもVAVAは戦いを挑んでくる。


「逃ゲラレン!」
肩から電撃の弾を連射する。この場合の弾は敵を追尾するもののようだ。
「ドリフトダイヤモンド!」
「アッハァァァァァァ!?」

落下。レイヤーから弱点は聞いてある。当てやすいこの武器を当てればよいのだ。

「ヒヒヒヒッ」
またも弾を放つ。これは多方向に一度に攻撃できるタイプの撃ち方のようだ。
これも間を潜って簡単に回避。

「燃エロ!」
膝の辺りが開き、何かが射出される。炎の柱だ。
「…危ないエックス!」
エックスと交代。
「うっ……!!」

エイリアに炎の柱が襲い掛かる。
「ドウシタドウシタ…?」
次の弾は連射する弾。単純にVAVAの動きに合わせた軌道。
「これが厄介みたいね…」

ドリフトダイヤモンドで強制的に動きを止められているからいいのだが。
「…ヒッヒヒヒイヒヒ!」

紫色の光がVAVAから放たれる。…VAVAもだったのか!エックスは驚く。
どうやら新世代になったのはAIの中だけではなかったらしい。

「逃ゲラレルカ!?」
VAVAの体が震え、電撃が放射状に広がる。

「……違う。これは技じゃない!!」
「ミギギギギ…ギュギュギュ…勝テバイイトイウノニ 下ラン事ニ五月蝿イナ…!!」
ビクビクと体が痙攣しながら、電撃を放っていく。
こんな攻撃、何度も連発できるわけではない。

「自ら狂うことが出来なければ…だったかしら?」
シグマがVAVAに言った言葉だ。
「ヒヒヒヒヒ…!」

電撃がVAVAを中心にぐるりぐるりと回転し、エイリアやエックスを攻撃しにかかる。
「エイリア、交代だ!」
「え?どうしてここで… ああ!!」

ヘルメスアーマーの能力だ。ダッシュ能力を使っている間は如何なる攻撃も通しはしない。
「ナ!?」

VAVAが体を張って放ったこの技もエックスには無意味となる。
「オノレレレレレレレ!」

ついにVAVAが怒った。
キャノン砲から大きな電撃の弾を放ち、炸裂させてエックスを追わせる奥の手を使い始めたのだ。
この攻撃は予想がつきづらい。ダッシュ一つでは回避することなど…

しかし。

「全ての弾が俺を追うなら同じこと!」
全て一斉に引き付けてかわす。これを繰り返し…
「ドリフトダイヤモンド!!」
氷の弾が横に回転、VAVAを撃ち落した。
「アッハァァァァァァ!?」

そして…VAVAはそのまま姿を消した。
「待て!!」

「……VAVAはとりあえずいつでも仕留められる。
 シグマだけを、追いましょう」
「そうだな」

こうして彼らの体は、星空の中に溶けていくのだった。




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