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チラシの裏 3枚目

26俺的アレンジの入ったロックマンX2 2話後半:2009/03/31(火) 02:22:27
「何やってるのーーーー!?」
へチマールの体からムチが伸びる。
「!!」
エックスはそれを軽々とかわす。だが…

「エックス、ごめん…今ので…確定してしまったわ」
「くっ…」

再びバスターを構える。

「んーーーー?」
「すまないっ!!!」

踊りが大好きなだけの、ただの子供レプリロイドにどうして。
迷いの中、エックスの戦いは始まった。

「わわ!!? ストライクチェーーーン!」
ツルの形をしたムチをぐるぐると回す。
エックスのチャージショットはそのムチに吸収されてしまう。


「えぇええええい!」
そして彼はチェーンを伸ばす。貫通力の高いこの攻撃はカメリーオのソレほどの速さはないものの…
リーチがあまりに長い。

エックスはチェーンをくぐり、チャージショットを再びへチマールに当て、
チェーンが縮む直前に後方に向かいジャンプ、距離を置くと同時にチェーンをかわす。

「これならどうかなっ」
ツルを天井へと刺し、ぶら下がり…種を体から投げる。
その種は壁や床へくっつき、トゲのついた植物メカニロイドへと成長する。

「くっ!!」
エックスはぶら下がるへチマールにチャージショットを食らわし、
メカニロイドはバスターで潰す。

「チェーンにはこんな使い方もあるんだよっ!!」

再びチェーンを伸ばしてきたへチマールにバスターを食らわせる…が。
「えい!!」

チェーンを壁に刺し、急速に縮ませることで自らが体当たりする作戦に出たのだ。
だが速度もたかが知れたもの。そのまま飛び越し、後ろからチャージショット。

と、ここでへチマールの様子がおかしくなった。
「い…いたい…痛い…痛いいいいいいいいいいいいいい!」
へチマールの体がみるみるうちに赤く変色し…
頭がトゲに変化した。
「コレは!?」
「シグマはただのレプリロイドを作ろうとしていたわけじゃない…
 特殊能力を持ったレプリロイドを作っていたのよ!!」
「となると…」
「恐らく彼の能力は…」
「天候制御か!」

時すでに遅し。雷が至るところに降り注ぎ、エックスはガックリと膝をついてしまった。
1発、2発、3発、4発。
彼は雷を自在に落とす、恐るべきレプリロイドへと変化していた。

「うっ……」
「…やるしかないわ。この痛みを忘れないようにしながら…」
「……すまない…!」
もう一度彼に謝りながら、駆け抜け…そして貫いた。
「やあああああああああああああああああああああああああああ!!!」
幼い声が響き渡り、へチマールは消滅していった。

「………戻ってきて、エックス」
「ああ」




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