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チラシの裏 3枚目
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電子の海を渡り歩いてきた、100年の復讐者。
その復讐者の『名前』を彼女は読みあげる。
「ファイル名『C・M』! 古い反応で、カプセルの反応でもない!…これは、一体…!?」
復讐者C・Mが待つその光の柱。
ゼロが進むとそこには………。
「おい!ワイリーのロボット!オイラが成敗してやるッスよー!」
「何だお前は」
「カットマンっス!必殺ローリングカッt」
しかし敵ではなかった。剣が…振り下ろされる。
「最後に兄貴として… エックス、コイツには気をつけるッスよーーーーーー!!」
そしてターゲットが現れる。
滑稽な姿をしたそれは…
「オプティック・サンフラワード…だな?」
ひまわりの形をしていた。
「私はこの場所からよく人工衛星を通し宇宙を眺める。」
「…そうか」
「この地球は可哀相だ。あなた達古い世代の者達に取り付かれているんだから」
プログラムのみで姿を現した新世代が相手だ。
草花に包まれてきゅるりきゅるりと姿を消すサンフラワード。
「ここだ! あーっはっはっは!」
ひまわりの、太陽のような眩しい笑顔で地形を変化させる。
「厄介な相手ですね…」
レイヤーが交代。
「Kナックル!」
カイザーナックルに持ち替え攻撃を始める。
「竜巻旋風脚!!」
「なぁーにぃ!?」
長い脚を勢いよく回転させサンフラワードを攻撃。
「ほーらほら!」
サンフラワードは虹色の球状の網を放つ。
これは恐らく相手に当たると閉じ込める性質のものだろう。
縦横無尽にバウンドするそれを何とか回避し
「焔降脚!」
植物型ならこれが効く…と思っていたがそんなわけではなかった。
「甘い甘いー!」
そのまま捕まってしまう。
「大丈夫か」
虹色の網を破壊、ゼロが交代する。
「これならどうだ!!」
宙に浮き、回転ビーム。
ゼロはサンフラワードの周りを一回転、またもセイバーで斬る。
「まだまだ行くよ〜」
声を震わせてビーム。
今度は二つのビームであり、奇妙な動きをしていた。
「………なんだこれは!?」
一定の高さから、床へと垂直にかけられるビームが、端まで行ったらまた天井に。
「光を自在に操る、ということでしょうか」
「あっはっははー!」
踊る。
「アースクラーーーーッシュ」
背後には人工衛星。
「懐かしい技の名前だな」
殺傷力のないレーザーが収束、ゼロを捉える。
「なっ!」
天から降り注ぐは光の柱。巨大レーザーがゼロの体に打ち込まれたのだ。
「ぐぉおおおおお!!」
「ゼロさん!!」
「これで終わりだ!」
もう一発。
「んぐう…」
最後の一発。
「ぐああああああああああああああ!!」
レイヤーへと交代。
「どうやら撃ち止めのようだ…この攻撃を最後までとりあえずは受けきれたようだ…」
「喋らないでくださいゼロさん!」
「よくもゼロさんをおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
「何ぃいいいいいい!?」
気迫がまるで違う。レイヤーの怒りが…その手に何かを生成し始める。
「…な、何でお前その剣を……シグマ様の…!?」
ヘリオスに訪れた者のデータはある程度、あらかじめ探し出すことが出来る。
その中にはなんとシグマもいたのだ。
…シグマが使っていた剣のデータをコピー、自分用にとっておいたのだ。
その形状はゼットセイバーの2倍ほどのサイズであり、
驚異的な重量と破壊力を備えている。
「葉断突!!」
怒りのレイヤーによる、最強の武器の、偶然にもサンフラワードにもっとも有効な攻撃。
圧倒的重量の剣がサンフラワードに突き刺さり……貫き、バキリと体を折り、砕く。
「こんな者にいいいいいいいいいいい!?」
手足が、葉となって散っていきしおれる。ひまわりの最期だった。
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