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チラシの裏 3枚目
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エックスとエイリアは数えていた。
「俺とゼロ、ゼロとアクセル、アクセルと俺」
「私とレイヤー、レイヤーとパレット、パレットと私…これで全員出たことになるから
次にミッションが来たときにはどうしましょうか」
ちらりとレイヤーを見る。
「え?」
【ゼロ&レイヤー担当事件:トロイアベース・ヘリオス暴走停止】
ヘリオス……
今から数百年後の世界の人物ではない。
ヘリオスとは、ハンターとしての高い技術を誇るトロイアベースが持つ
自慢の高性能訓練プログラムである。
戦闘のため自分の力を少しだけ解放したとされる、黒きボディのゼロが言う。
「お前、名をなんと言う」
「れ、レイヤーです、ゼロさん…」
「うむ。行くぞレイヤー」
近い能力を持つ二人同士で組み合わせた場合はどうなるか?
それを試してみたのだが、図らずもレイヤーの望みが叶う形となった。
そんな二人を待ち受け、牙を研ぐは復讐者。
彼らは知らない。100年の時を重ね続けてきた憎しみが、ゼロを追っていたことを。
「私は戦いにおいてその…未熟な所が目立つと思いますので、その…ゼロさん」
「サポートはするが、お前自身の成長のため、敢えて戦ってみるのもいいだろう。
…最初の訓練が見えてきた。まずは俺がやろう」
「はい!」
バーチャルシフト。場所は海の上。
訓練に使われるのは小型メカニロイド豆Q。
空から一定パターンで5体で現れるこれをどれだけ効率よく斬り刻めるか。
最初にして一番難しいものである。
「厄介なものだが…いつもこうなのか」
「暴走して有り得ない難易度に設定されていると思うのですが…」
だが究極のレプリロイドはあっさりと豆Qを切り刻んでいく。
5体、10体、15体、20体……
110体でクリアして次へ向かう。
「む?」
「どうやら、違うみたいですね」
難易度が上昇する。
「…わ、私にやらせてください、ゼロさん!」
「いいだろう。やってみろ」
Tブレイカーへ変更、入っていく。バーチャルシフト。
…そこは無限に続く空。無限の落下をしながら、空を飛ぶ豆Q1体を倒せるかどうかというもの。
「はぁああああああ!」
殴り続け、何とか破壊。
「…何とか保てたようですね…。」
次は移動するリフトの上での豆Q破壊。
その次はベルトコンベアの上での豆Q破壊。
その次は巨大豆Q破壊。
「あの変な物体の相手するの疲れないか」
「い、いえ…全然疲れません!」
その次にやってきたのは…
「レイヤー、次の相手は普通の兵士を相手にした訓練プログラムみたいだよ?頑張ってー!」
ワープした先は。
「ヒーッヒッヒッヒッヒ!」
「昇龍拳!」
「あっはぁぁぁぁぁ!?」
レイヤーはVAVAを蹴散らし進む。
「豆Qの方がまだ戦っていて面白いというものだな。」
最後は巨大な龍のようなものに包まれた豆Qの破壊。
尋常でない耐久力だが、ゼロの攻撃の前にあっけなく敗れた。
「訓練プログラムはこれで終わりのようだ……行くぞ」
そこにエイリアが割り込む。
「待って、ゼロ、レイヤー! …そこに、何か不明なデータがあるの!」
「何」
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