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チラシの裏 3枚目

25俺的アレンジの入ったロックマンX1 2話前半:2009/03/31(火) 02:21:21
「最初のミッションは…気象コントロールセンター。そこに行きましょう」
「了解」


転送先は温室のような暖かな部屋。

「エックス、気をつけて。ここにはイレギュラーが沢山いるわ」
「…了解。」

巨木の形をした建物の中には水晶玉のような装置があり、
そこを超えると天候が変わる。むし暑い。

地面から顔を出し、ソーラーレーザーを発射するメカニロイドや
暑さで生命維持が困難になっている蛙型メカニロイドを撃破しつつ進む。

「雨!?」
「さっきの蛙が元気になるわね ここはウェザークリスタルを使って
 天候を制御できる場所なのよ」

視界の悪い中、彼は何かを発見する。
「…これは…?」
「サブタンク。エネルギーを貯蔵して回復することも出来る代物ね
 ……前回、ナウマンダーやイーグリードやアルマージやマンドリラーのミッション先の施設に
 配置されていたようなのだけど……」
「…まぁ、過ぎたことを悔やんでも仕方ないさ。取っておこう」


エレベーターで2Fへ。
「ここからターゲットの場所まではウェザークリスタルの連続よ」
「つまり…天候が連続で変化し続けるってことだね」
「そういうことになるわ。クリスタルを破壊しても天候は設定したとおりになって
 そこから変化させられなくなるだから無意味って覚えておいて」
「了解」

晴れ…猛暑のときは敵の落とすサボテン型メカニロイドの成長が早く、
ソーラーレーザーのメカニロイドが本領を発揮する。
雨…豪雨のときは敵の落とす避雷針メカニロイドに雷が落ち、
蛙型メカニロイドは活発に活動する。

そんな中を駆け抜けて最深部のセンター中央部へとたどり着く。
「この先は到着地点と同じく温室よ。ここにいるレプリロイドは…手ごわいわ。
 予想できない攻撃をしてくるかもしれない。気をつけて」
「ああ。久々の特Aクラス戦だ、気を引き締めておくよ」




「動くな!」
「やーーーだーーー。」

気の抜ける声がする。
…暖かい部屋をいかにも好みそうな、植物のような珍妙なレプリロイドがそこにいた。

「まず名前を教えてもらおう」
「ワイヤー・へチマールだよーーーん」
間延びした声。だが…これもシグマの部下には違いない。何か意図があるはず。
バスターを構えたまま。

「では、お前の所属はどこだ」
「? なーにかなーそれー…」
「お前のイレギュラーハンターでの所属はどこだったかと聞いている…。」

だが帰ってきた答えは
「しーらないよーーーー?イレギュラーハンターって悪い人ってことしか知らないよーーー」


「……ごめんなさい、エックス」
「説明してくれ」
「…彼は……ハンターじゃないの」
「!?」
「シグマのアジトには再生レプリロイド達が居た場所があったって言ったわよね
 あそこは研究施設だったのよ」
「……まさか」
「ええ。彼はそこで生まれたレプリロイド。
 シグマによって作られた…『イレギュラーによって作られたイレギュラー』よ」
「…!?」

その言葉に…驚きを隠せない。

「何話してるのーーーー?」
「…彼自体がすでに危険ということか」
「違うわね。多分彼はこの様子だと上からの命令にしたがっているだけ…」
「…保護しよう。」
「イレギュラーによって作られたレプリロイドもまた、イレギュラー。危険な存在とされているわ
「生まれながらのイレギュラー…だというのか」
「………。」




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