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チラシの裏 3枚目
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「パンダだ………。」
エックスが言う。
「…パンダだったのか。」
彼らが探していたのは新世代レプリロイド、バンブー・パンデモニウムだった。
笹をかじりながら、低い低い声で、もそもそと喋り始める。
「やぁ…。 知っているかい……? ロケットの始まりは…戦争に使われるミサイルだったんだよ…。人が、人を殺すために作った道具だったんだ。」
「………」
「そうやって、戦争の末に社会は、役に立つ存在を世に生み出していっているんだ…。
僕らは…この滅びたがっている世界を滅ぼしてあげて、新しい世界へ行く。」
「待て、それは…!」
「うん。それはイレギュラーな考えだよね。だから僕らは…戦わなきゃいけないんだ。」
「グリーンスピナー!」
竹の形をしたミサイルが腕から発射される。
「行くぞパンデモニウム!」
エックスはチャージショットを放つ。今回装備したイカロスアーマーは攻撃力特化型。
チャージショットは貫通力がとても高い、巨大レーザーとなる。
「んぉ…。」
「ほっ…!」
今度はのんびりとした動作で大きめの爆弾を二つ落とす。間に入り回避、そのままチャージショットへ繋げる。
突然、足元に巨大な竹が4本生え始める。
「何!?」
グリーンスピナーがその合間に落下してくる。パンデモニウムは突進して竹を破壊。3重攻撃だ。
「そ、それなら…!」
高いジャンプ力で飛び越し、後ろから攻撃。
「いっくぜぇ!」
ゼロへと交代、ゼットセイバーで斬る。
「おぅ…」
パンデモニウムは次なる攻撃が発生する。
「あーららららららららら!」
さながらライドアーマーのするそれのような、チャージしての連続パンチ。
「ぐぉおあああああああああ!」
吹き飛ばされる。
「ゼロ、やっぱり俺が戦うよ!」
エックスへ交代。
「白黒つけるよっ」
「!?」
…パンダだけに。パンデモニウムはエックスを捕まえ…鯖折りにしたのだ。
「ぐあぁあああああああああ!」
「俺が相手だ」
ゼロへまた交代。今回はピンチがあまりにも多すぎる。
「氷龍昇」
イエティンガーから得た技。宙へ昇る回転斬りだ。そしてそのまま
「焔降刃!」
刃を下に向け、炎の力を纏い突き刺す。
「あっちゃあぁぁぁあ!!」
パンデモニウムの弱点だったようだ。…黒の部分が増える。
「あーあららら」
紫色の光を発する。…パンデモニウム最強の攻撃が…来る。
「くっ…!?」
「葉断突!」
パンデモニウム最強の攻撃。一時的に恐ろしいほどの加速力を得て、相手を粉砕するパンチを放つ。
「ぐぁあああああああああああああああああああああああああ!」
ゼロの体が勢いよく吹き飛び、ボディが砕け散る……まさかの瀕死状態。
「メルトクリーパー!」
「あぁぁあああああ…!!」
真っ黒になったパンデモニウムはもっさりと倒れ、爆発。
……稀にみる強敵との戦いはこうして幕を閉じた。
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