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チラシの裏 3枚目
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レイヤーとパレットは雪まみれになって帰って来た。
「う”ー、あううう、寒いですー」
カマキール、コケコッカー、イエティンガー。不可解な言動をする3体は、どれも新世代レプリロイドである模様。
「能力も比較にならないなら思考も突飛…最早別パターンね。 『新世代型イレギュラー』…といった所かしら」
「新世代型イレギュラーか…。」
エックスとエイリアは話していた。パレットが顔をアクセルに拭かれつつ口を挟む。
「どうせシグマウイルス食らったりとかしてるんじゃないんですかー?」
「それはないわ。新世代型は完全な耐ウイルス性能を持っている。
というのも、新世代型はコピーチップによりDNAパターンを変えることが出来るから。ウイルス反応も一切見られない…
内部から壊れたタイプのイレギュラーと見るしか」
「誰かが裏で操ってるんじゃないですかねー。」
戦いは続く。次は昔ながらのエックスとゼロのコンビ。
「よし、行こうゼロ!」
「ああ。次はお前の好きなライドアーマーが絡む事件だそうだぞ。 …敵は、悪魔のような名を持っているらしいがな」
「…悪魔か」
【エックス&ゼロ担当事件:ブースターズフォレスト開放】
ヤコブ計画のスタート前、ロケットを作っていたとされるこの場所。
廃ロケットの森とも呼ばれていて、作業用ライドアーマーもそのまま放置されている。
そのライドアーマーを乗りこなしここを占拠しているのもまた、新世代レプリロイド。
森の中を進むとそこには旧式ライドアーマー・サイクロプス。
設置台数の少ないこれを量産化したものがライドアーマー・ゴーレムである。
「いっけぇぇ!!」
搭乗、進み始める。このライドアーマーの特徴はなんといっても、そのハイパワーにある。
「オラオラアアアアアアアアアアアアア!!」
敵を粉砕。
「でやああああああ!」
踏み潰す。
「以前のライドアーマーほど使い勝手がいいとは言えないんじゃないのか?」
「この動きの重さがいいんだよ」
「そうか。」
エイリアからの通信。
「いいわねぇエックス…私もライドアーマーで暴れてみたい」
「任務が終わったら君は非番だろ?一度ここで暴れてみなよ」
「お前達さっきから何をイレギュラーな会話をしている」
ベルトコンベアに乗り進んだり、コンテナを破壊しながら進む。
ライドアーマーが大量に出てくるゲートでは本領発揮。
「止まれ!」
肩パーツに備えられたキャノンで動きを止め…
「オラオラアアアアアアアアア!!」
ストレスを乗せて粉砕。
「…ふう」
扉を潜り、また森を進んでいく。エイリアとエックスが話し始める。
「ここは重さで動くリフトだろう?」
「そうそう。それでね、このスイッチを使って…」
あれやこれや思いを巡らせる。
「それで、ここでは衝撃でコンテナを破壊しないように」
「ソフトに移動だね。」
「コンテナが壊れたら進めなくなるから慎重にね」
施設内を、動きの限られたライドアーマーでいかに突破するかの相談だった。
結果、スムーズな移動と戦いで次の扉を潜ることが出来た。
「ヒーーーーーーヒッヒッヒ!!」
始まりの戦いの役者、エックス、ゼロ。一応エイリアもいて、そして奴もいた。
「VAVA!」
3人の声が重なる。
「オ前達ハ、マダ無駄ナコトヲシテイルヨウダナ…?」
だが今回はこちらがライドアーマー。VAVAは乗っていない。以前と逆。
一度VAVAにこの攻撃をやってみようと思っていた…
「コレカラ世界ハ滅ブトイウノ…ニ!?」
ライドアーマーは大きく跳び…
「キ…キキキキ…キサマアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
立っている状態のそのVAVAの頭を
重い、重い……膨大な質量を持ったライドアーマーが踏み潰す。
「グガゴゴゴゴゴゴ…ガ…」
形容するでもなく、本当にVAVAは潰されていった。…また蘇るのだろうけれど。
更に進み次の扉にはエレベーター。ライドアーマーのエックスを持ち上げ、建物の最上階へと連れて行く。
シャリ…ブチッ、モシャリ。
巨大な塊の後ろで何かの音がする。これは一体?
のっそりとそれは向き直った。…手には…笹。そう、彼こそは。
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