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チラシの裏 3枚目
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コケコッカーを撃破し、戻ってきた彼は呟く。
「……まただ。」
エイリアは彼を心配する。
「…どうしたの?エックス…。 まだ、始まったばかりよ?」
「ああ…そうだ また始まってしまった。
…こうやって、レプリロイド同士の無益な戦いがまた始まるんだ」
「へっへーん!僕はこれからイレギュラーをもっと狩れると思うと腕が鳴るよ!」
「アクセル!!」
「…いや、アクセルの言う通りだ。始まった以上は…戦わないと」
次なるミッションが幕を開ける。
「…場所はセントラルホワイト。南極の気象管理センターの通称ね
そこにはレイヤーと……私が行こうかしら」
「いえ!」
パレットが声を張り上げる。
「エイリアさんは待機していてください、ここは私が行きますから!」
「……随分やる気なのね」
「前回のこと、これでも反省してるんですよー…。」
「無理しなくてもいいのに。」
パレットにはこのミッションは自らがストレスを発散する意味もこめられていた。
このミッションではライドチェイサーが主体となる。
そのライドチェイサーはレイヤーとパレットがそれぞれ好むものであったからだ。
【レイヤー&パレット担当事件:セントラルホワイト気象制御システム正常化】
全ては気象制御システムの誤作動によるものである。
局地での厳しい条件下での新世代レプリロイドの動作を見るべく作られたこの施設だが、
その新世代レプリロイドにより占拠され…システムが暴走を開始、酷い吹雪を発生させているのだ。
ライドチェイサー・バリウスを走らせる。
「カスタマイズしてきたー?」
「勿論です」
バリウスの従来のライドアーマーと違うポイントは、
様々な使用者に合わせ機能を色々と変更できるということにある。
レイヤーとパレットの使うバリウス二機はそれぞれ、
レイヤーのものはセイバーのような刃を射出する機能が、
パレットの場合はオート連射機能が追加…と大きく変化している。
今回の敵もまた新世代型レプリロイド。量産型ライドチェイサーに乗り、次々と向かってくる。
氷の橋での戦いを制し、クレバスに落ちたりしないようにジャンプ台で急加速、飛び越えていく。
「アレは一体…?」
尾のようなパーツのつく飛行船から降りてくるはレプリロイド達。
それらを倒し、飛行船に一気に近づいて連射。
退散したところを更に進んでいく。
更に過酷になるその道。
氷の壁が迫り、段差も激しいものへと変わっていく。
氷の海を船体まるごとぶつかりに来た飛行船をまた攻撃したところで…
いよいよ到着だ。
壁へ激突、バリウスは大破する。
「…実は過去にチェイサーが壊れなかった事例って1件しかないんだけど、何かの慣習かなぁ」
センター内部は入り口から入ってすぐ地下に向かう構造なのだが、
階にして2階分も雪で埋まっていた。
「ふわっふわの雪ですよー!!」
「寒く…ないんですか」
ぼふっと落下、雪と戯れるパレット。
ターゲットが現れる。
盛り上がった雪から登場する。
ガッツリと大きなそのボディから、じとっとした目が覗く。
「ワシの名はアイスノー・イエティンガー。来たな、旧き者よ」
「悪いけど、お爺さんみたいな口調のイエティンガーさんに言われたくないです」
「我々はいくらでも姿を変えるのだ…そんなものに縛られるお前さんは、それだから旧世代なのじゃよ」
言うことは同じなようだ。
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