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チラシの裏 3枚目

240俺的アレンジの入ったロックマンX8 5話後半:2009/04/26(日) 02:03:23
「こけっ。俺はな、ここにイレギュラーの認定を受けて溶かされていった
 レプリロイド達の怨霊の声をこうやって聞いているのさ」
「新世代型レプリロイド…バーン・コケコッカーだったな」
「ぷっ…うくくくくく……んく…いや、な…なんでもないよエックス…」
明らかにアクセルが通信越しに笑っている。
炎の中、真っ赤なとさかが揺れる。

「いかにもだ。ケッコー頭に来ちまったぜ俺はー。ああ、トサカに来た!
 こんなんだから今の世界は狂ってるんだよ!」

また現状の世界の話。
「こけっ!焔降刃!!」

空中から鋭い、矢のようなキックを斜めに落とす。
壁へとぶつかりながら蹴り降りる。

「こけけけ!」
炎の弾がぐるりぐるりと回転、エックスに向け降って来る。
「なっ!?」

回避するが…
どうやらコケコッカーは炎に包まれて防御の態勢にあるようだ。
そんな相手である意味よかった。

今回エックスが装備したのは高機動力の『ヘルメスアーマー』。
短時間でのチャージからの3方向チャージショット、
一定以下のダメージを一切カットし、
回避力機動力に優れたアーマーである。

「食らえ!!」
3方向のチャージショットは二度続けてコケコッカーを撃つ。
「ほあ!?」

続けてエックスはコケコッカーの蹴りを回避。
「メルトクリーパー!」

脚を振り上げて床に叩き付ける。
彼の技が発動…炎の波が吹き上がり、相手へと走っていくというものだ。

「エックス、交代!」
アクセルに交代。彼は上空からバレットを乱射する。

「おぉおおおおおおお!」

今度は後ろの装置へと移動、そのパワーで火山活動そのものを活発化させる。
「これで解ったか!?俺がこの火山の亡霊たちと通じ合ってることが!」
「…………そんなわけがない!」

二昔前のエイリアのようなことを言い、交代したエックスはチャージショットを再び放つ。
「思い知れ!!」

すると光に包まれた彼は今度は炎を吐き出し、辺りを炎の柱で狭めたのだった。
「何…!?」

「どうした、戦いの場が狭くなったくらいで先ほどの自信はどこか行ったか!?
 コッケーなものだな!!」
「それが言いたいだけじゃないのか!」

エックスは背中を撃つ。
「悪いかよ!!」
辺りをいきなり炎の海へと変える。…一瞬で消えるとはいえこの炎は強力。
すぐに回避、3方のチャージショットは彼のトサカ、クチバシ、腹を貫き倒すのだった。

「…ハーーーーッハッハッハッハッハッハッハ……!」
コケコッカーが爆発しながらこちらへ歩いてくる。それも炎のついた体で。
「コケ!」
だがそのまま後ろ向きに倒れ消滅。彼はマグマと一緒になることも、エックスを倒すこともできなかった。

「エックス!火山活動がコケコッカーのせいで激しくなったわ!
 今すぐ…お願い、逃げて!」

エックスは落ち行くリフトを次々と昇ることを強制されたのだ。
「どうしよう!?」
「俺だってこれくらい行ける…行けるさ!」

回避力抜群なそのダッシュ、上へ、上へと乗り継いでいく。


「間に合うかしら…火口よ!」
光が見えた…
「あそこだ!!」

アクセルは直前で交代、出口の目印たるレアメタルを手に入れられてしまうが細かなことだ。
「……ふう」

あっついその場所から彼は飛び出していった。




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