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チラシの裏 3枚目
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それから半年。
エックスはシグマに代わる第17精鋭部隊をまとめる隊長に昇格し、
ゼロのいない世界で彼は、シグマの残党との戦いに追われていた。
その日は巨大メカニロイド生産工場を停止させるべく動いていた。
荒地に作られた工場へはハンターもよく使用するバイク、ライドチェイサーで急行する。
レーザーの雨。これを潜りぬけることは至難の業だ。
「エックス隊長!
見てばっかりなんて居られませんよ!俺にも一緒に行かせてください!」
「ダメだ、攻撃が激しすぎる!君は戻って…あっ!!」
「ぐああああああああああ!!」
エックスレベルの者でなければ、無理に突っ込むとこうなる。
エックスはレーザーの雨を潜りぬけ…
工場の入り口でウィリー走行、そのまま突き飛ばすような形で降り、
入り口を守る大型メカニロイドに車体をぶつける。
そしてバスターの乱射でこれを破壊、先へ進む。
バーウェインと呼ばれるメカニロイドのシャッターを破壊し、
先へとまた進む。
生産され続けるメカニロイドを始末し続け、
上フロアへの縦穴では分厚い壁が迫り来る所を壁蹴りで昇る。
上のフロアの奥の穴から落下した所で工場の最深部にたどり着いた。
そこに落下してきたのはこの工場で生産されている超巨大メカニロイド・CF−0.
エックスの体の10倍はあろうかという巨体の持ち主だ。
しかしその耐久力は半年前に戦った特A級レプリロイドと比べると大したことはない。
力任せなパンチ、大きくジャンプしてのボディプレス、どちらも軽々とかわし
頭にバスターを何発か撃ちこんだ後チャージショットを一撃放てばすぐに…
そのボディは大爆発を起こし、残骸が宙に舞っていった。
「成る程。あれがあのエックス…。」
「ヘッ、大したことないぜ!」
「…少し様子を見ましょう。
それより、例のレプリロイドの方ですが…
扱いは解っていますね」
「ふむ。パーツはほぼ揃っておるんじゃが…まだコントロールが不完全でのう。
もう暫くかかりそうじゃ…」
「解りました。では暫く時間稼ぎは部下の方に任せておきましょう。急がなくては…」
「…君は。また呼ばれたのかい」
金髪にピンク色のアーマーに身を包んだ女性の姿がそこにあった。
以前エックスを担当したオペレーターだ。
「ええ。貴方のおまけで前回のことを褒められて…また何かあったら、ってね
以前は仕方なく人員が足りないから貴方の担当になっていただけなんだけど」
「…でも今回どうしていきなり」
「シグマ軍が活動を活発に行っている地域が見つかったのよ
シグマの側近と見られるレプリロイド達が多分そこに潜伏していると、ケイン博士も言っていたわ」
「…北極も近い寒い地域か」
「今回も前回同様気が抜けない戦いになりそうよ。
何せ…今回は前回見つからなかった4人の特Aランクのハンターがいるし、
それに…」
「…?」
「……後々話すわ。
とりあえず最初はこのミッションからね」
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