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チラシの裏 3枚目
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「…コイツ、戦いをスポーツとして捉えている戦闘狂ってタイプじゃないわね」
小刻みに跳び、鎌を楽しげに振る。
「ぇへ、へへへ!!シャドウランナー!」
楔形の、ボディによく食い込む漆黒の刃が放たれ、床に壁に張り付く。
「!!」
「へへ、へへへ…」
壁を蹴り、空中を移動。
この間にパレットはエイリアと交代する。
敵を撃つ。
「生意気なお嬢さんだなぁ、結構結構!」
「え”」
「よろこばせてくれよぅ…♪」
ガバッとパレットを床に倒し跨り鎌を突き刺し始める。
「ぎゃああああああああああああああああ!!」
鎌を振り上げたところにエイリアが一撃。パレットを助けることに成功する。
「だ、だだだだだだだだだめ!!コレはさすがに楽しめませんエイリアさん!」
「そうだそうだ、その苦悶の表情が、ハハァ…俺にとっちゃ楽しいんだよぉ…!」
「…まず私に任せて」
交差、後ろからチャージショット。
通常弾2発、チャージショット。
敵の攻撃にリズムを合わせ、一定の距離を置いて攻撃を仕掛ける。
「へへっへ…!」
鎌が巨大化する。
「そらよ!」
カマキールの体が発光、更なる攻撃に移る。
「血を見せてくれよおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
身の丈の3倍ほどに出力上昇した両腕の鎌が……思い切り振り下ろされる。
鎌だけで部屋を覆い尽くせるのではなかろうか。
「何…!?」
右腕、左腕。急激な動きの前に…
「きゃぁぁあああっ……!」
人間で言う肩から肋骨の辺りまでを斬られる。
「へへへへー、いいねいいねオイルのにおいってのはさ!!」
巨大化したままの鎌を手に陽気に跳ねるカマキール。
「…変態は黙ってなさい!」
新しい転送装置の機能が発動。
『ダブルアタック』だ。
「な!!?」
これはエネルギーを大量に消費するこの必殺の攻撃…。
転送時に移動するサイバー空間へ敵を連れ込む。
ここでは数秒間の間ハンターは更なる力を開放する。
「いきますよー!」
パレットの全弾発射、エイリアの最大出力のレーザーチャージショット。
「なんてこったあああああああああああああああ!!」
元の空間に戻ったときにはターゲットは巨大な傷を負っていることとなるのである。
体のあちこちが爆発、ガクリガクリと倒れていきそして…大爆発。
「…………あ、アクセルに後で慰めてもらったら?」
「はい…そうします……」
遭遇したのは新世代型のイレギュラー。その感性、理解できぬ者だった。
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