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チラシの裏 3枚目
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「スナイプミサイル!」
エックスはミサイルを発射、エイリアを追撃する。
「まだまだよ!」
…ここでエイリアは驚くべき行動に出た。
ミサイルを通常弾で全て破壊、そのままチャージショットをエックスに向かい放ったのである。
「嘘だ!?」
撃った時点でチャージは途切れる。
チャージショットで対処されたところでエックスが攻撃に転じるつもりだったのに。
「はああぁっ!」
紙一重でこれをかわし、再び攻撃。
「どうなってるんだ!?」
バスターはバスターで、チャージショットはチャージショットで相殺される。
その上でエイリアはエックスが通常弾を撃つタイミングでチャージショットを放つ。
一歩、手数で上となる。
「エックスさんが押されてますー!」
実況パレット、
「エックスさんとエイリアさんは攻撃力、機動力、アーマーなしでの攻撃力…
どれも互角のようですが…アーマーでの差を知識でどこまで埋められるか」
解説レイヤー。
「プラズマチャージショットも相殺されたらおしまいだからねー…」
「アルティメットアーマーはその全ての力を引き出す」
エックスのダッシュと交差するようにエアダッシュで彼の上を潜る。
「けれどその実、無限に能力が使えることを除けばフォースアーマーとそこまで変化はしない」
チャージショットをダッシュジャンプで回避する。
「だがその能力を君は忘れてるみたいだ!」
通常弾をかわしたそのタイミングで…
来る…。
ノヴァストライクだ!!
だが、幾度か見たその攻撃の対処法もエイリアは心得ている。
ノヴァストライクは飛んだその位置で攻撃位置を固定し、攻撃後の隙は大きい。
それ即ち。
「誘導してしまえばこちらのもの!」
小さく跳んだときにこちらは壁際にいて、大きく跳べば、『発動前の回避』が可能になるのだ。
以前よりいっそう巨大な力…太陽のような光に包まれエックスが突進する。
エイリアはこれをエアダッシュで回避…
彼の着地地点の1歩後ろに着地。
「いっけーーーーーーーーーーーーー!」
振り向き、体を大きく捻り彼の背後からチャージショット。
「うっ………!」
「そこまでです。 2本先取、これにてエイリアさんの勝利となります」
手の内を読むまでに時間がかかりすぎた。
バスターと特殊武器のハイブリッド攻撃、そして通常弾とチャージショットの使い分け。
そしてこれまでの長い長い時間を費やし、こちらの手の内を見られていたこと。
それらを考慮してこの結果だったが、彼女は実戦に耐えうるレベル。…そう判断せざるを得ない。
「私もすでにアクセルに勝ってるから、これで私達3人とも戦えますね!」
「どうして…俺がこんな目に…」
体育座りで落ち込むエックス。
ハンターチームS級はこれにて6人となり……いよいよ戦いへの準備は整った。
アーマーでの強化が出来るエックス。 特殊武器とバスターを完全両立させるエイリア。
セイバー技を自在に使いこなすゼロ。 5種の武器の使い手レイヤー。
変身能力を持つアクセル。 様々な銃を扱えるパレット。
最後の事件は、こうして幕を開けた。
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