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チラシの裏 3枚目
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「反省しましょう。さて…アーマーの話に移りますね。
……んー。エイリアさんって、割と派手な格好してると思うけど」
動きやすいよう、腰周りはアーマーはなくスーツのみ。
「やっぱりほら。我々オペレーター職は
顔含む上半身に印象的なパーツがあると『違う』と思うんですね」
パレット先生のご高説は続く。
「例えば私だと、この髪型とオデコっ!レイヤーは……言わなくても解りますよね」
「……ええ」
「エイリアさんは割と目立つパーツがないんですよね…どこか強調する点を作りたいんです。」
「ええ」
「まず下も取ったことだし、上のパーツも取……」
その瞬間。
「きゃあああ!?」
内側からの弾力で、アーマーが吹き飛びパレットのオデコに激突。
現れたものは。
「なっ……………!」
額の痛みを押さえ、パレットが半泣きになって震える。
「…え、エイリアさん…」
レイヤーも驚く。
「お……」
爆発する。
「表へ出てくださいエイリアさん!ハンター勝負ですハンター勝負!
いよいよ私を怒らせちゃいましたね!
何なんですか!?わざわざ髪型そんなにしちゃって背まで無駄に伸ばしちゃって!
何が相談ですか女の子でありながら女の敵じゃないですか!おまけになんですかその巨」
「お、おおお落ち着いてくださいパレット!」
その頃。
「わっ!」
剣の形をしたレーザーポインタがエックスに向けられる。
…子供の玩具だ。
ハンターベース内にある、リフレッシュフロア。
様々な草花が飾られたその場所に、眼鏡をかけた一人の少年がいた。
「…危ないじゃないか。」
「……レプリロイドだからいいけど、
人間にこんなことしたら危険だよ、覚えておいてくれ。」
「やだなぁ。ここにレプリロイド以外がいるわけないでしょ。…僕以外。」
「………人間?」
「ああ、そうだとも 僕は人間様だよ?」
「……そうなのか。」
「滅多なことを言うのはやめた方がいいぞ、エックス」
「…シグナス」
真っ黒な巨体が現れる。
「この子はな、エイリアやゲイトと同じ科学者なんだ。
この年にして並み居る研究者達の最前線に立つ…大天才さ」
「…へえ」
「………ハンターはこの子には頭が上がらないよ。
この子はユーラシア事件で祖母や祖父を失い、
…後遺症で、家族をみんな失った。けど…協力をしてくれるって言うんだ」
「そうか…」
「…なあ博士君。君は、この社会についてどう思ってる」
「…そうだな」
未来を担う有望な子供の、しっかりとした意見は貴重。
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