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チラシの裏 3枚目
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今日は非番。
エイリアは、オペレーター学校を卒業した
紫髪の女性レイヤーとおデコの娘パレットとを呼びつけ談笑していた。
「へぇ…エックスさんも鈍感ですねぇ」
「まぁ…ね、私あまり積極的な方じゃないし」
「…エイリアさん、地味に結構美人なのにねー…」
エイリアをじろじろと見つめてみる。
5秒ほどして。
「………解った!」
「えっ?」
「きっとエイリアさん、お姉さん的存在と思われてるんですよー!」
お姉さんも何も、この世界のレプリロイドでエックスより年上は、居てゼロ位のものじゃ?
エイリアはムッとしながらも思っていた。
「この際、イメージチェンジなんてどうでしょうか!」
「まあ。いいですね」
レイヤーも賛成した。
「エイリアさんエイリアさん。エックスさんと手繋いだこととかありますー?」
「へ!? …あ、あるわけないでしょ!」
「……やっぱり。
ねえねレイヤー。エイリアさんって身長どれくらいに見える?」
「私よりも…もっと上に見えますね」
レイヤーは175。
「…エックスさんは?」
「…私からは165と言った所に見えますが」
座ったままのことが多いから気付かなかったのか。
或いはエイリアの中でエックスは大きく見えていたのか。
…異様に脚が長く、彼女はエックスより遥かに背が高かったのだ。
「後髪型もあると思うんですよね。」
「私、昔は髪ほどいてたわよ?」
ゲイトの件までは。
「んー。ちょっと解いてみましょか。」
「…そうね」
目を閉じ、髪の後ろの髪を収納するパーツを開けると……
セミロングの金髪が、ふわりと開放された。
「…エイリアさんって結構美人だと思ってましたけど…」
「失敗?」
「…結構カワイイですよね。」
「そ…う?」
「はい。10歳は若返った気がしますよ」
「じゃあアーマーも私的なデザインに作り変えちゃいますね
あまり、背の高さを感じさせないデザインにしたいんですよ」
「……あ。それなら…これ、外してみてもらえる?」
「? はいはい」
外してみる。
「………え」
唖然。足のパーツは……結構な比率で、脚を包む空白部分だったのだ。
「…あー………。」
パレットが見上げることなくエイリアを見据える。
「…………エイリアさんって、エックスさんより背小さかったんですか?」
「ほんの2,3cm差…じゃない?」
「そういうことじゃなくて!わざわざ何でそんな格好してたんですかっ!!」
「そう言われても…」
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