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チラシの裏 3枚目

21俺的アレンジの入ったロックマンX1 11話後半:2009/03/30(月) 23:30:32
「見事だ、エックス。流石はあのゼロが見込んだだけはある。
 いいだろう、それでは…この私が相手しよう。」

飛び上がり、一瞬でマントを脱ぎ捨て…エックスの知っているシグマの格好を取る。
光の剣、ビームサーベルを抜き、そして…
戦いが始まる。
「行くぞエックスゥウウウ!」
「行くぞシグマアアアアアア!」


かつてない気迫でシグマが叫ぶ。
一瞬の間にシグマはエックスに近づき、剣を振るう。
だがエックスはその一瞬の間で壁を蹴り、最小限の動きでシグマの背後を取っていた。
「エレクトリックスパーク!」
「ぬう…!」

それでも大したダメージにはならない。
「えぇい!」
サーベルを振るうシグマから距離をとり再びエレクトリックスパーク。
距離をとるべく壁の上へ。

「そこだ!」
額から発せられる光のマシンガン。
だがエックスは僅かに身体をずらし回避。

シグマは目にも止まらぬ速さで三角跳びをし、これに応じる。
シグマが近づくのを待ってチャージ・エレクトリックスパークを放ち、床へ垂直に落ちる。
また三角跳びを用い下へ落ちるシグマに低速のエレクトリックスパークで連続ダメージを図る。
「ぬぐぐ…!」

そしてまた剣を振るいに近づいた所にエックスもまた近づく。
「何をしているぅう!!」
考えられない動きをしたエックスを斬ろうとする…が、チャージ・カメレオンスティングを発動。
これによりエックスは一時的に何者をも透過する透明な体となり、シグマの剣も通用しない。
そしてシグマの体を突きぬけ、カメレオンスティングを放つ。

効果時間が切れる前にまた壁の高い位置へ。
「同じ手は二度も通用せんぞ!!」

そしてチャージを始める。
1段階目。

三角跳びを多用しエックスへ近づくシグマ。
2段階目。チャージ完了を意味する黄色い光に包まれる。…以前ならば。
今のエックスはそれ以上の力を得ていた。

更にエネルギーを貯め続け…赤色に。
ここで勝負は決した。

「これがゼロから受け継いだ力だ… 終わりだ!シグマ!!!」

エックスの背後にまで衝撃が及ぶ紅色のチャージショット。
無数の赤きエネルギー弾が螺旋の形を取り、シグマへと注がれていく。

「……………」

目が生気を失ったように活動を停止し、
ピクリとも動かぬシグマの体から閃光が発せられ、炎が上がり…
シグマの体は跡形もなく消えていった。




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