レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
チラシの裏 3枚目
-
「あれ?迎えに来てくれたんだ!ごめーん。 あ、それじゃ私行って来ますねー!」
紫色の髪の少女に連れられ、オペレーター養成学校へと登校していくおデコの女の子。
「行ってらっしゃーい。」
エイリアが見送りに出ていた。
「へぇ…制服かぁ なかなかこういうのも…」
ハンターベース入り口にアクセルはいた。
「……健全ねぇ」
「な、何だよ」
「………記憶がない?」
ゼロが来るまでの間はエックスが話を聞く。
「うん。レッドに拾われる以前の記憶が…僕にはないんだ。名前だけは覚えてたんだけど。
一体僕がどうして変身能力を持っているのか…そこも解らない。」
「………記憶喪失、か」
誰かがデータを抜き出したか、はたまた製造されてすぐに放り出されたか。
「そうだ…レッドが突然変わった、って前言ったよね」
「そうだったな」
背もたれに体を預けながら。
「…いきなりのことだから、少し驚いちゃったんだよ
『お前の持っているDNAデータを俺に渡せ』って…。」
「………DNAデータを。」
「うん …次の日から、僕以外の何人かのハンターがメキメキ強くなり始めちゃって。
以前勝ってた相手に全く勝てなくなったんだよ…」
エックスが顔をしかめる。
「……そんなお前がこれから大丈夫なのか?」
「待って待って。最初こそ戸惑ったけど、レッドを除いたら全く勝てなくなったのは1人にだけだよ
他は何とか勝てる相手だと思うし…僕だって強くなってるって!」
「…信じよう」
そういったところで次なるミッションのときがやってきた。
「待たせたな、アクセル」
ゼロがやってきたのだ。
まずは転送。
「さてさて!次は何処で誰と戦えばいいのかな」
エイリアの声が聞こえてくる。
「今から行く先はコンビナート。……レッドアラートが火をつけている。…正直、危険過ぎる
辺りは文字通り火の海。
「な、何だよコレ…!?」
タンクの上で、油を含んだ炎に照らされる男の顔があった。
そう…レッドだ。
「さぁ来いよアクセル… お前がどこまで強くなったか、ここで見てやるよ」
大型人型メカニロイドをアクセルが遠距離から撃つ。
火炎放射を備えたものはゼロが近距離で対処する。
「…ゼロ。ちょっと僕に代わって。そこの飛行レプリロイドになる」
「…任せた」
空の上から様子を見る。
「クソッ、何だよコレ…!!」
「見渡す限り爆弾だらけでしょう…?」
「それだけじゃないよ!救助するべき民間レプリロイドが沢山残ってるじゃん!…爆弾の前に!」
「動けねえのさ……」
分析のために呼ばれたダグラスの声。続けてゲイト。
「確かに。その爆弾は…移動する物体を感知して作動するもののようだね…
待ち合わせ箇所である施設内部への唯一の入り口に行くためには……」
「爆弾をいくつも解除しなきゃならなくなるの!?」
「敵もその程度の爆弾じゃ死なないことは見通してるよ。 …君達がね」
「何て野郎だ…」
「…クソッ!飛んでいこうにも時間が足りなかった!!」
変身解除。1つ目の爆弾が作動する。
「助けてくれーーー!お願いだぁあ!」
「火が、火がぁ!」
「急がなきゃ!!」
跳びまわり、爆弾を回収。
「次の爆弾が動き始めたぞぉ!」
「あああ!!」
「次はあっちよアクセル!」
「ええい…!!」
「次は遠くみたいだ、急ぐんだゼロ」
「チィッ!」
馬車馬のように駈けずり回り、爆弾を回収、人々を助けてゆく。
ダメージは…もう気にしている暇などない。
「おー、おお…いい動きしやがる…。」
|
|
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板