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チラシの裏 3枚目

201俺的アレンジの入ったロックマンX7 2話後半:2009/04/21(火) 21:56:17
「おかえりなさい、ゼロ。 …その子が参考人?」
エイリアが言う。
「お前達の内輪揉めのせいで、どれだけの被害が出たと思っている!!」
エックスが続ける。
「落ち着け、エックス。
 ……それで、ゼロ。何か情報はつかめたか」
シグナス。

「…どうやらレッドアラートから逃げてきたのには訳がありそうだ。これから追々聞くこととしよう」
その時。

「!? …何者かに通信がジャックされたわ!」
「よし、繋げろ」

「……?」


「よぉ、イレギュラーハンターの皆さんよ。
 俺ぁレッド。…レッドアラートのリーダーを努めさせてもらってるモンだ」
映った姿にその声。アクセルは声をあげる。
「レッド!?」
エックスが言葉を被せる。
「…お前は黙っていた方がいい。」
「なぁ、そちらに一人ガキが来ていやぁしないかな?
 俺達の要求はただ一つだ。そのガキ、アクセルを俺らの所に返してもらいたい。
 手荒な真似ァしたくないんだ。」

シグナスはアクセルに視線を移す。
「…ごめん、僕はもう…」
シグナスは冷静に彼に語りかける。
「お前達の企みが解らない以上、嫌がっているアクセルをそちらに返すことで何があるかわからん。」

「そうかい。…言うだけ言っては見たものの…すぐに返してもらうことぁできそうにないな。
 …そこでだ、ここで俺から少し提案があるんだ。
 ハンター対決、ってのはどうかな? 勝ったらアクセルはアンタらにくれてやる。
 だが負けたらアクセルはこっちに返してもらう」
エックスが吼える。
「ふざけるな!お前達の戦いのせいに巻き込むんじゃない!」

「現役を引退した腰抜けにゃあ黙っててもらいたいね。
 これから8箇所のポイントを指定して、俺らがいる所にアクセルを連れて来てもらおう。
 そこで勝負だ。…いいな? 俺らだって負けるわけにゃあいかねえ。腕利きの奴らを集めさせてもらうぜ
 じゃあな、イレギュラーハンターさんよ!」
レッドからの通信が切れた。

「………クソッ、また戦いが始まってしまう…なんでこんな無益なことが毎回、毎回…」
頭を悩ませるエックス。エイリアもつられて暗くなる。
「…エックス」

そこにアクセルが声をかける。
「…エックスが言っていることは、解るよ?面倒を起こした僕が言っちゃダメかもだけどさ。
 でも…戦わなきゃ解決できないことって…あるんだよ」

幼い言葉は的を得ていた。
「…そう言うなら、お前には覚悟があるんだな?」
ゼロは彼を見下ろす。

「…もちろんさ。 …ダメなんだよ。僕の手でレッドを止めないと。
 僕はハンターになりたいんだ。…こんな所で捕まっていられない」
「まだ言っているのか!」

「本気だよ!僕、エックスとゼロに憧れてたんだよ?
 レッドアラートに入る前、
 僕イレギュラーハンターに入りたかったんだから!」
「……憧れだけで勤まる仕事じゃ、ないんだ。」
エックスの言葉は厳しく、辛く…悲しかった。

「エックス、その辺にしておけ。
 …もうアクセルを返して解決する問題でもあるまい。」
「…とにかく、僕はこれからゼロと一緒に行くからね!
 絶対見ててよ!」

押収した銃を投げる。
「………いいだろう。…俺を、納得させてみせろ」
「!
 ありがとうエックス! よーし!行くよゼロ!」
「元気なことだ…。」


凸凹な身長の二人の戦いが始まる。




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