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チラシの裏 3枚目
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道路上へ出る通路にはスイッチを押すと一時的に開く上への壁。
再び閉じる前に駆け上がり、高速道路上を走っていると……
「どいてどいてーーー!」
素っ頓狂な声が夜空に響く。
「おいそこのお前、何をしている!」
ゼロの目に、怪しい少年の姿が映った。
後ろから吹き出るような髪の色は茶。
顔にはX字の傷。黒きボディにホバー用のウィング。
手には銃。
どうやら彼は何かから逃げているようだ。
「ちょっと何してるの、早く逃げないと!掴まっちゃうよ!?」
「お前、一体何を…」
そうゼロが言った瞬間。
巨大なメカニロイドが落下してきた。これがターゲットとなった巨大イレギュラーらしい。
『メガ・スコルピオ』と呼ばれる、蠍型メカニロイドだ。
「全く…何が起ころうとしているんだ…?」
崩れ行く高速道路を渡り歩きながら、メカニロイドとの距離をとる。
安全に戦える場所まで誘導したところで…
「ねぇアンタ、ゼロだよね?」
「…だったらどうする?」
少年は気さくにゼロに話しかける。もっとも、時が時であるためその喋りは却って浮く。
「よかった!ちょっとこれを倒すの手伝ってくれないかな?
僕もほら、イレギュラーハントは結構得意なんだけどさ」
「…関係者なんだろう?……止むを得ないが、後で話は聞かせてもらうぞ」
「あー、うん…解った!僕の名前は『アクセル』。後で全部話すから!」
「説明してもらうからな、アクセル!」
ゼロは新型の転移装置にて、一時安全な場所へ避難させる。
メガスコルピオの攻撃は尾からの射撃に、ハサミでの攻撃。
単純な攻撃方法であるスコルピオはやはりゼロの敵ではない。
だが…。
「どうにも戦いにくい相手だな」
接近戦は難しい相手。
そこで…アクセルに切り替わる。
「任せて!」
アクセルは跳び、ホバー能力でジャンプの頂点位置で浮遊しながら銃を撃つ。
彼が持つ銃『アクセルバレット』が敵の脳天へと弾丸を打ちつける。そして…
「おっとー!」
その爆発から逃げる。
ひとまずはミッションコンプリートのようだ。
「………ハンターベースまで来てもらうぞ、アクセル」
手錠をはめる。
「え?…あの、僕別に逃げるつもりってわけじゃあないんだけど……」
「いいから来い」
アクセルを重要参考人として連行することとなった。
「…レッドアラート?…ああ、あのならず者の集団か」
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