したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

チラシの裏 3枚目

190俺的アレンジの入ったロックマンX6 15話序盤:2009/04/20(月) 03:06:26
「エックス。俺とお前とで同時に入るぞ…いいな」
「ああ!」

ナイトメアの空間への入り口を示す青き扉。
再生したアルティメットアーマーを手に入れたエックスと
ゼロは同時に扉へと体当たりを仕掛けるが…


「!?」
エックスは一人だった。
雨が降りしきる研究所内。そこには蟷螂のナイトメアの姿もあった。


「…もう勘弁してくれ」
ゼロの着いた先はプレス機のナイトメアの部屋。
それぞれが道を進んでいくこととなった。


二人は道を進んだが…
プレス機は行く手を阻むタイプのナイトメアであるため、エックスの方がやや早い。
「………」
彼はいつしか、ゲイトの部屋の前にやってきていた。

「…クソッ、最深部についても先へ行けない…!?」
「ヒャヒャヒャ…プレス機ばかりの場所につくとは、お互い運が悪いねぇゼロの旦那ー」
「貴様……!!」

「なぁ、ちょっと本気で戦ってみないかい?最強の神サマよ」
おちゃらけた表情で現れたのは勿論この男。

「逃げ道もない。これでお前のことも本気で殺れそうだ…」
「ハハッ、怖いこと言っちゃいけねえよー?こーんな…
 夢ん中でさ!」
バイザーの割れたダイナモの背後には無数のセイバー。
「…いいだろう、付き合ってやろう。どうせゲイトの奴はすぐやられる」

破砕音がこだまする中…ゼロは剣を構える。


「エックス。ここは…どうやら電波状態がとてもいいみたい。通信、出来るわ」
「………なるほど。行こう、エイリア」

暗い部屋の中…。
エックスはとうとうたどり着いた。ゲイトの部屋に。
「フフ、流石だね…全て壊されたよ」

「あきらめろ、ゲイト。お前一人じゃ…何も出来ないだろ!」
「私からも言うわ。…ゲイト、貴方はこんな人じゃないはず。目を覚まして」

「月並みな言葉だねぇ…君達。
 …悪いけど半端な気持ちで科学者やってはいなかったんだよ、僕もね。
 だから…最後の実験くらいさせてくれよ」
「……まさか!!」

「すでにゼロの欠片は埋め込んである。
 エイリア、君の言う最強のハンターと戦えるなんて夢のようだよ。願ってもいないことだった!
 さぁ…最後の実験だ。」

白衣を脱ぎ捨てると同時に、ゲイトの姿は変化していた。

金色に輝く、ゼロを模した流線型のボディに。
白衣は背中でマントへと変わり、ヘッドパーツは長く美しく伸びていた。
「はじめようじゃないか、エックス!」

そのパワーで部屋の床が崩れ…吹き飛び…宙に浮く。
複雑な戦いに適したバトルフィールドに変化していった。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板