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チラシの裏 3枚目

185俺的アレンジの入ったロックマンX6 12話後半:2009/04/19(日) 22:25:45
鉄の海を泳ぐ音はとても五月蝿い。
鰭のみを出しガシャガシャと音を立てて泳ぎ…スクラップを巻き上げ飛び出してきた。
オイルの海を悠々と泳ぐ下劣なレプリロイドも以前存在していたが。

「シャッシャッシャ!スクラップの仲間になりに来たみたいだなぁ…ゼロ!」
「それはお前だ。今もこうしてスクラップにまみれている…お似合いだ」

碇のような先端部をしたモリを手に、プレイヤーは笑う。
「そのスカした面は気に入らねぇなあ……決めた。お前は特別に苦しめて殺してやるよ!!」


戦いが始まる。
プレイヤーは潜り、背びれだけを出して先ほどのようにガシャガシャと鉄の海を泳ぐ。
「メタルアンカー!」

飛びあがりモリの先端、碇を飛ばしてくる。
それは鉄の海を跳ね回る。
「翔炎山!」
ヒートニックスの能力。地を駆け摩擦で炎を吹き上げるセイバーで敵の体を払い、斬り上げる。

「こいつぅ!!」

鉄の海を泳ぐプレイヤーはとても硬いボディを持っている。
そのボディが鉄の海を一度蹴れば、スクラップはたちまち巻き上げられる。

だがゼロは跳んだ。
氷狼牙の能力で高く高く…。そしてそのまま技へつなげる。
「旋墜斬!」
体重をかけ、プレイヤーの腹にセイバーを突き刺す。

「…へへ、まだやりてぇこともしてないのに、やられてたまるかよ…!」

プレイヤーが大きく跳ぶと叫ぶ。
「出でよ……! カメリーオ!」
「?」
「ににににー!ゼロさんじゃないですか!」

すると…何と部屋の中に3年前死んだはずのカメリーオが現れたではないか。
「プレイヤーの名は伊達じゃない…って所ね」

舌をムチのように使って攻撃するその攻撃を再現する。
「貴様…!!」


「いい顔すんなぁオイ…出でよ……ヒャクレッガー!!」
「ぜ…ゼロ…さん…」
今度は部屋の隅にかつてゼロの部下になる予定だった男、ヒャクレッガーが現れた。
手裏剣を大量に投げてくる。
「ぐっ!?」


「まだまだ行くぜ!?出でよ……ホーネック!」
「うぐぐぐ……!!隊長…!」

そしてホーネックが現れ、パラスティックボムを乱射する。
「お前………!!」

「なあ、お前強いみたいだし、こうやっていたぶって殺すだけはちょっとつまらなく思えてきたぜ」
ヒャクレッガーの手裏剣を回避しながら。

「俺はなぁ、こうやって戦闘方法として不完全に蘇らせることも出来るが
 完全な復活もさせられるんだ」


「なぁ、俺らの仲間にならないか?どうせこれからはゲイト様の世界だ、」
カメリーオの舌を回避しながら。

「いくらでも死んだお前の知り合いを復活させて」
ゼットバスターでホーネックを撃つ。

「お前の好きなように従わせることが出来るんだぜ!?」


「…黙れ!!」
跳びあがり旋墜斬。

「動揺してるみたいだなぁ…まぁいい、俺にこうやって敗れれば考えも変わるさ!
 出でよ………!」


「円水斬!!」
ぐるりと回転、プレイヤーを切り刻む。
三日月斬より数段素早い、水を纏ったその剣はプレイヤーの体を綺麗に真っ二つにしていった。
「なぁぁぁぁ…!?」

爆発を起こすプレイヤーの体。
しかし彼は………爆発の中で立っていた。

「…全員蘇っちまええええええええええ!」
「!?」


プレイヤーの腕からDNAデータがバラ撒かれる。
プレイヤーは最後の力で……大量のイレギュラーを復活させたのだ。
「おびただしい数の特Aクラス以上のイレギュラーが復活していく…!!」
「……エイリアとエックスに伝えろ。戻るのが少し遅れるとな」

「ほう…懐かしい顔、知らない顔…沢山いるな」




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