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チラシの裏 3枚目
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「ゼロ。最後はリサイクル工場に行ってもらいます。
…もっとも、まだ救出されていない者もいるかもしれないから
各地を探す必要がありそうだけど」
「…解った。リサイクル工場と言えば………スクラップの山か」
立ち上る熱、蠢くプレス機とナイトメアウイルス。
リサイクル工場内は人を寄せ付けぬ危険な雰囲気を漂わせていた。
「……何故プレス機が動いている?」
「こちらからは反応がない。恐らくはコレもナイトメアね」
「……何でもかんでもナイトメアか」
「汎用性が極めて高いわね…。 ウイルスを用いた可視プログラム類の総称に最早なりつつあるわ。
或いは…エックスとエイリアが対決したイルミナの例からも考えて
ナイトメアにより動かされたものは何でも…存在を感知されなくなる可能性もある」
「………面倒なことだな」
すぐにライドアーマーが目に入る。が……
「プレス機が動いているのにライドアーマーに乗るのは自殺行為よ」
「乗らんぞ、誰かさんでもあるまい。」
その頃、エックスはくしゃみをしていた。
「スクラップが動き、メットールが背の低さを生かして住処にし…
ナイトメアウイルスが自在に動く……最後まで残していた意味が解った」
誤作動を起こす超巨大プレス機の下を潜りながら、彼はどんどん奥へと進んでいく……
「何だ、これは」
青い扉。イルミナ跡に現れたものと同じようなものだ。
潜ってみると……。
「…ゼロ、ゼロ? ………反応が消えた…一体どこに…」
モニターはゼロの視界を捉えている。
ナビゲーション画面の範囲を広げ…ゼロの反応を追尾してみる。
「…いた」
そこは施設の地下だった。
「…おい、これはどういうことだ。ベルトコンベアまで動いているぞ」
「……これもまた反応がないから…」
「いや、もういい」
プレス機は容赦なくゼロを潰しにかかる。ベルトコンベアは蠢き、
救助者もおり、ナイトメアウイルスは彼らを狙い、床には何故かトゲが大量。
そんな状況が、かなりの距離の間続いている。
「床に至っては凍っているぞ……とんでもない悪意を感じるな。最早笑えてくる」
「…笑ってみたら?」
さすがにゼロでも進むことは困難。
苦難の末、救助者全てを救出した上で進めたのは奇跡といえた。
「こんなの誰も進めないわよ………」
最後にプレス機自体が巨大メカニロイドとしてゼロに戦いを挑んできたが…
これは割りと簡単に倒すことが出来、最深部まで漸くたどり着いたのだった。
「ここにいるのは何だ」
「調査員はメタルシャーク・プレイヤー。…変わった名前ね」
「…そうか?」
「ええ。人間以外の動物をモチーフとして開発した場合、
大体はファーストネームが能力、ファミリーネームにモチーフの生物が入るものよ」
扉を潜るとそこはスクラップの海だった。
「…来る」
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