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チラシの裏 3枚目

179俺的アレンジの入ったロックマンX6 9話後半:2009/04/18(土) 23:59:47
扉を開くとそこは暗闇。
「イレギュラーハンター…俺を始末しに来たか」
暗闇の中で目が光る。

「…………ヴォルファング。私のことを恨んでる?」

「……何も知らなかったのだろう。仕方ないことだ
 蘇ったからには…今度は俺は役目を果たすのみだ」

暗闇が晴れ、狼型のレプリロイドが姿を現す。
「だが、アンタが俺を始末したのも仕事なら、
 俺がそのハンターを倒すのも仕事だ!済まないが消えてもらおう!」

大きく雄たけびをあげ、戦いが始まる。
「三角跳びの使い手よ…気をつけて…」
「……何となく、解った。
 君はこの戦闘ではオペレートしなくていい…俺が、倒す」
「えっ…、ま、待ってエックs」
通信を切る。これで…1対1だ。

エックスは思った。エイリアも自分と似ている。
きっと同じなのだ。シェルダンを始末したことに負い目を感じていた自分と。


「アイスフラグメント!」
氷の塊をマシンガンのように吐き出す。
「ペンギーゴのショットガンアイスよりも数段速いな…!」
素早く移動して回避。

「逃がさん!」
ヴォルファングは機敏に動き、天井にはつらら、床には氷のトゲを発生させてくる。
「ヴォルファングが走った場所全部に発生するのか!?」

動いた場所全てがトラップになる。
氷の生成、破壊の追いかけっこの形となるだろう。


チャージショットで氷のトゲを一気に破壊、ヴォルファングへ当てる。

だが…天井のものは破壊できない。
「しまった…!」
上から降り注ぐ氷のトゲ。
トゲは一斉に降りはしない。
それぞれの時間差を考え、合間を縫って回避する。


「行くぞ!」
壁を蹴る、天井を走り…エックス目掛け跳びかかる。
「甘い!」
エックスは飛びのき、チャージセイバーを一発。


床、壁、天井。
速い上に部屋というフィールドをフルに使った戦い方をする強敵だった。


しかし天井が使えなくともエックスの方が攻撃力において遥かに上。
マッハダッシュを使えば機動力でも上回る。

最後にはそれが物を言い…
ヴォルファングはチャージセイバーで斬られていった。
「ぐぉおおおお………!」


……しかし、流石に話が出来すぎている気もする。
エイリアの知るレプリロイドが何故、こんなに?

ナイトメアソウル、DNAデータを入手し帰還したところをエイリアは待っていた。
「…お疲れ様。…貴方に任せちゃってごめんなさい」
「こっちこそ、要らない気遣いだったかもしれないな。
 ……過去に何かあったからこそ、エイリアの手ですっきりさせたかったろ?」

「そうね…。気持ちは…嬉しかった。
 …けどどうやら…これからに持ち越しになりそうね。
 ナイトメアウイルスの解析、終了したわ。」

改まってエックスに椅子を向け…エイリアは話を始める。
「…私から、話があります」




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