したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

チラシの裏 3枚目

178俺的アレンジの入ったロックマンX6 9話前半:2009/04/18(土) 23:59:08
3年前…。

一人のイレギュラーハンター、エックスによりシグマが倒されたその翌日。
冷房のよく効いた研究室にて、彼女は研究員全員の拍手で出迎えられた。

「いやぁ、よく頑張ったねエイリア。どうだった?イレギュラーハンターは。」

研究室の沢山のメンバーに出迎えられる中、
コーヒーを飲んで待っていた一人の長身の青年がいた。…彼女のライバルだ。

「結構ハンターも捨てたものじゃないと私は思ったわ。
 シグマっていう実力者がいなくなっても…まだ強い人達は残っていたのね」


「興味深いな。もしかして君が担当したハンターがそれというわけかい?」
「ええ。そういうことよ …名前は…… 『エックス』。」

「………! …ハハハ、それは驚いた。
 シグマを倒したハンターをオペレートしたのがエイリア…君だっていうのかい」
「ええ。あのゼロが勝てなかったハンターにすら勝ったっていう話だし」

「…成る程。じっくり聞かせておくれよ、エックスの話。
 そして、機会があるなら次も必ず彼をオペレートするようにお願いしたいな。」



「エックスとゼロ…か」
エイリアは呟く。

「…ゼロ。次はセントラルミュージアムに向かってくれないかしら。
 あそこならナイトメアソウルが稼げそうだし。」
「ああ。いいだろう」

「エックスは北極エリアね」
「北極か…カウンターハンターのいた場所でもあるね」



北極圏に存在する氷の洞窟内。
凍りついた坂道からミッションは始まる。
「ブレードアーマーのマッハダッシュを使ってね。
 雪崩がいつ来ても対処できるように」



そう、ここでは雪や氷のナイトメアが猛威を振るっていた。
「避難用のポイントに救助を待ってるレプ……メカニロイドがいます」
いつもならレプリロイドを救助している所なのだが…
「大丈夫か?」
「ワオ、アオーーーン!!」
尻尾を振る。
ここでは犬型メカニロイドが救助を待っていた。

「同型のメカニロイドがイレギュラーとして混ざってたりするから…
 見誤って噛まれないようにね」


更なる高速化を果たしたブレードアーマーの能力『マッハダッシュ』で高さを稼ぎ、雪崩を飛び越える。
「まだまだ来ると思うわ」

雪崩を数回に分け飛び越えると……
「今度は上から降ってくるね」
「侵入者を阻むためのものね、これは」


クレバスを飛び越えた先には…
「カプセルの反応があるけど上ね……
 調査員のいるポイントに向かうには、まず洞窟を一旦下の方へ降りないと」


雪崩のナイトメアをマッハダッシュで…今度は突き抜けながら下へ。
「…氷の塊が降ってきた!?」
「氷…どんな?」
「直方体型の氷のブロックだ……」
「宙に浮いてゆっくり落ちて来るイレギュラーはもしかして…」

「ああ。ナイトメアの上に乗ってる!」

イレギュラーの乗った氷のブロックは…エックスを生き埋めにしようとしている。
イレギュラーを倒しながら氷の上へ。
その上のフロアで。

「……この縦穴は…壁を蹴って上へも行けないし…。」
「…何とかならないかしら その上に調査員がいる感じなんだけど」

そしてナイトメアで出来た氷のブロックが列になって落下してくる。
「仕方ない。このブロックを乗り継ぐしか!」

マッハダッシュで上へ、また上へ。救助者を助けながらずっと上へと登っていく。
「…私から見れば完全に宙に浮いてるわ……」
ナイトメアの上を走り、空気を蹴って駆け上がる。


そしていよいよ。


「ここの調査員は…ブリザード・ヴォルファング。…………気をつけて」
「何か、声のトーンが低いね。…そんなに強い敵なの?」

「…え?ああ…その…ごめん、ヴォルファングには話したいことがあるの」




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板