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チラシの裏 3枚目
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「……ぜ、ゼロ…?」
「おお、まさか戻ってくるとは……」
「迷惑をかけてすまなかったな。現在の状況を教えてくれ」
何事もなかったかのような、ゼロの復帰。
「ダメージが回復するまで、身を隠していたんだ。」
ゼロからの言い分は、たったそれだけ。
…本当にただそれだけなのだろうか。
「…………嬉しそうね、エックス」
「当たり前じゃないか!!」
ひとまずは安心。
エイリアは、次なるミッションに彼らを向かわせる。
「俺はどうすればいい」
「ゼロは…すでにミッションを終了したエリアを頼むわ。
救助者はまだいるかもしれない」
「了解した」
「………どうしたんだい、エイリア」
「大分集まってきたわね…データ解析は3分の2まで進んできたわ」
「…ナイトメア?」
「ええ」
次なるミッションはイナミテンプル。
「…ここは数少なかった女性の有志隊員達が捕らえられている所ね。
鼻の下伸ばさないように」
「?」
「なんでもない。」
世界遺産とされているこの場所もすっかり瓦礫の山となっていた。
魚型メカニロイドを倒して鳥居を潜ると…
「うわ、何だ…この雨」
「…こちらからは確認できないわ…。 …ナイトメアね」
このエリアでのナイトメアは雨のナイトメア。
強酸性の雨が体力を奪っていくというものだ。
「ここの調査員はレイニー・タートロイド…成る程ね」
つまりはタイムリミットが設けられていることに等しい。
バリアを解き降雨装置を、救助者を助けながら何とか破壊しなければならない。
エックスの体力が尽きるその前に。
だが、そんなときに限り高耐久力の敵が多数配備されているもの。
焦らされつつも順調に倒し、降雨装置のバリア発生装置4機を破壊、
降雨装置を破壊して先へと進んでいく。
「随分大きな池だな…」
「動くバーに掴まっての移動になるわ。…随分不安定なことになるから、対応はしっかりとね」
タートロイドの場所は近い。またも雨が降り出したが…
「この隙間が気になるな…」
「そこは…針もあるし狭くて…出られないかもしれないわよ」
「一応、ね」
進んだ先にはやはりカプセル。
「危険な場所だなぁ………。」
「来てくれたか、エックス。ここでは『シャドーアーマー』のプログラムを渡そう」
シャドーアーマー。
その響きにどこかワクワクしながら、エックスはプログラムを受け取る。
洞窟内を跳びまわり、バリア装置を破壊し、降雨装置を破壊し……
面倒な作業はこれで終わり。タートロイドのいる社の前までやってきた。
ドスッ…。 大きな足音を響かせ、巨体が現れた。
…8mはあろうかというサイズだ。
「タートロイド。君がここの調査員かい」
その時。
「エックス、ちょっと…」
「ん?」
「タートロイドと話させてくれないかしら」
またも知り合いだったらしい。
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