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チラシの裏 3枚目

174俺的アレンジの入ったロックマンX6 7話前半:2009/04/18(土) 01:58:51
イルミナ跡。
青い扉が宙に浮かんでいる。

「……その先で通信が繋がるかどうかはわからない。
 気をつけてね」
「…ああ。行って来る」

…一体何が待ち受けているのだろう。



エイリアが調べた実例の中に、確かにゼロの形をしたナイトメアに襲われたケースは多々あった。
ゼロは一体、何をしようとしているのだろう。
『彼』と、そしてアイゾックと手を組んで。


ゼロナイトメアが何かの見間違いならいいのだが。
…先ほど、ミジニオンから聞いた名前が…聞き間違いなら、よかったのだが。
「…エックス」
彼の名を呟く。

「……ごめんね」



「エックス。ここではブレードアーマー最後のプログラムを渡そう。
 このアーマーは、チャージセイバーを使うことが出来る…セイバーでの戦いを考えて作られたアーマーなのじゃ。
 また、マッハダッシュもうまく使いこなしてもらいたい」
「解りました。」

そしてブレードアーマーを着用…。
スッキリとしたラインと、個性的な色使いのアーマーがエックスを包んだ。


「…これほど大きな谷が…」
底なしの谷にナイトメアウイルスが大量配備。

救助者をナイトメアから助けつつ、扉を潜ると…。
「ゼロ…。 どこじゃ… ワシのゼロは……」


老人の声がする。
…アイゾックに似ている気がしたが。

その瞬間…奴が現れた。紫色の淡く光る影。…全ての元凶『ゼロ・ナイトメア』だ。
「…お前、ここで何をしている。どうしてゼロの真似をする」
「エックス。…俺がわからないのか?」
「…ああ、解るよ 下らないニセモノだ、ってね」

「…お前達を、あれからずっと探していたんだぞ…?」
ゼロナイトメアがニヤリと笑う。


「皆殺しにするためにな!!」
内に秘めた凶暴性が姿を現す。


ゼロナイトメアが姿を消す。
「くっ!?」


部屋の端に現れる。
「……」

何も言わず、トリプルチャージを放ってくる。
チャージショット、チャージショット、電刃零。

あの時のゼロのパターンだった。

今でも避けづらいこの攻撃。
電刃零をかわしてチャージショット。
「くっ」
距離をとるが…

ピシュッ… と風を斬り、また消える。

「電刃零!」
背後から現れてエックスを斬る。
「うぁあああああ!!」

思わず距離をとる。
「逃げるなよ」

ダッシュして剣を振るう。
エックスは間一髪、攻撃をかわし跳ぶ。


「終わりだ」
軽い動作で真滅閃光を放つ。
「ぐああぁあっ…!!」
地に拳を叩き付け、地を割り…強力なエネルギーを噴射する。

威力こそ弱いものの…どれもゼロの攻撃を彼は完全にコピーしていた。

再び現れたゼロナイトメアに向かってチャージショット。
「ほう?」
また消える。




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