したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

チラシの裏 3枚目

167俺的アレンジの入ったロックマンX6 3話後半:2009/04/17(金) 21:59:13
扉を潜る。
トンボ型のビットを引き連れた赤色のバイザーの下に真ん丸い目を覗かせるレプリロイドが姿を現す。
「コマンダー・ヤンマーク。君に話を聞きたい」
「…アンタ、エックスだな…? 悪いがイレギュラーハンターと話すことなど何も、ない!」
「………落ち着いてくれ。君達は何か騙されているんじゃないのか?アイゾックに」
「騙しているのはアンタたちだろう!? 俺はアイゾック博士の言うことを信じるからな!」

「…ごめんエックス。話が通じる相手じゃないの」
「………くそっ」
戦闘が始まる。

「撃てえええ!」
ヤンマークの能力はビット操作。
トンボ型ビット・ヤンマーオプションからはエネルギーの弾が大量に発射される。

「うわ…!?」
まず一斉射撃。壁を蹴り逃げる。


「エックス。ヤンマークの能力は音声認識によるビットの完全制御よ!」
「完全制御…?」
「自分の手足のようにビットを使いこなす。勝つには能力で単純に上回るしかない」

バスターの乱射でヤンマークのビットを攻撃しようとする。
「フォーメーション…ガード!」

ビットが動く。どうやらエックスの弾を全て、ビットの弾で迎撃するつもりのようだ。
「なかなかの制御のようだけど…」


「あぁーー!」
チャージショットが簡単に効く。
…彼の能力は、確かに精度が高く、幅広い『作業』に向いているだろう。
だが…あまりにも弱いのだ。

「フォーメーション…ウィング!」
上下に展開、一斉射撃を行いながら近づいてくる。

「下級ハンターなら勝てない相手だな…数で押すタイプのようだし」
だが速さ、攻撃力、防御力、貫通力、移動速度…どれを取っても平均的。
優れたレプリロイドであることは間違いない、のだが。

簡単に

「フォーメーション…ファイ」
「終わりだ!」
チャージショットがヤンマークの細い腹を貫き…
「うわぁあーーーーー!!」
真っ二つにした。いつも以上に大きな爆発を発し、ヤンマークは消滅した。


…敵ではなかった。
「DNAを回収した。 …何か体が馴染まないな」
「…そりゃそうね」
「…え?」
「あ、ううん。何でもないの。 …ご苦労様。」


頭上に何かが降ってくる。…先ほど見つけた青い球に似ているが…緑色をしている。
「…これは何かな」
「調査してみるわ」




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板