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チラシの裏 3枚目

166俺的アレンジの入ったロックマンX6 3話前半:2009/04/17(金) 21:57:37
暖かな気温に、
吹き抜ける夜風が気持ちいい。

…月の綺麗に見えるその場所は…アマゾンエリアだ。
「静かな場所だね」

「…ええ。落ち着いた雰囲気ね 任務が終わったら行ってみたいわ。
 マイマインのいたクリスタルだらけの鉱山に、キバトドスのいた冬の森に…
 ネクロバットのいたプラネタリウム。」
エイリアはガラにもなく、うっとりとした様子で話す。

含み笑いをしながら、エックスは眉をひそめて話す。
「レプリロイドを殺した場所ばかりじゃないか。俺は…嫌な思い出のない所がいいな」
エイリアは俯く。
「……ごめん」
「? エイリア一人が来るなら問題ないだろ?」


エリアに入ってすぐ、救助を求めるレプリロイドの姿が見えた。
「大丈夫ですか!」
「ああ、エックスさんか!? た、助かった……」

「敵を倒す、それだけがハンターの仕事じゃないわ。
 これならエックスもやる気が起きない?」
「ああ。…それもそうだね」
民間レプリロイドを救助しながら、洞窟の中へと落ちていく。
「今あなたがいる方向から見て真っ直ぐ奥にカプセルの反応があるわ。」
「有難う」

「…世界は大変なことになってしまったな。正にレプリロイドにとっても人間にとっても地獄じゃ。
 お前に『ブレードアーマー』の4つのパーツのうちの一つを授けよう」
次なるアーマーはブレードアーマー。
エックスは洞窟を注意深く探索していく。
「暗い…。モニターからナビゲーション画面へと切り替えるわね」
「頼む」


「…何だ、コレ…」
「こちらからは反応は見えないけど…何があったの?」
腹から下と両腕が千切れたような形をした…単眼レプリロイドの上半身が宙に浮いている。
非常に不気味な形をしている。

「こっちに来る…!」
チャージショットで撃退。

「ど…どうしたの?」
「ステルス機能を持つと思われる奇妙なイレギュラーを倒した。
 何か出てきたから送るよ」
中から出てきた青い球体をハンターベースへ転送する。



「…何度倒しても消えない……」
その先では蟷螂型のメカニロイドが何度も復活する。
ワイヤーフレームだけが残り、再生をそこから続けるのだ。

「…何も見えない…か………もしかして貴方…それはメカニロイドじゃなく…」
「…見間違いなわけがないよ。そんな幻覚は…」

…幻覚…幻。まさか。
「ナイトメア現象…!?」

そう。このアマゾンエリアに発生していたのは蟷螂のナイトメア。
何度倒しても無限に再生し、襲い掛かってくるのだ。


「厄介ね…幻覚なのに正確に貴方を襲ってくるんでしょう?」
「…おまけにダメージまであるよ。後で傷を見せる」
「………痛い?」
「…うん」



鍾乳洞を抜け、洞窟の外へ。崖から突き出た岩を乗り継ぐ形で、調査員の下へ。
「……………」
「エイリア、どうした?」

「…あ。ごめんなさい、どうやら調査員は知っているレプリロイドだったみたいで…」
「そう、なのか」

こほん、と一回咳払い。
「ここの調査員はコマンダー・ヤンマークよ。穏やかな性格のはずよ。『基本的には』。
 何か得られるものがあるかとりあえず話を聞いてみるだけ…聞いてみた方がいいわ」

「穏やかな性格なんだろう?何でそんな言い方を…。
 ………俺がその、例外だっていうのかい」
「ええ。まぁ…」




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