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チラシの裏 3枚目
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「え、エックス隊長!来てくださったのですか!」
狭い通路で2人のハンターが息を切らしていた。
片方は歩けなくなり、もう片方が肩を貸している。
「状況報告を頼む」
「奇妙なメカニロイドのイレギュラーが屋上で暴れているんです…
何か、様子が変です……エックス隊長、お願いします!」
「様子が…。 有難う、よくやった。君達は帰還してくれ」
よくやった、という言葉にハンター2人は安堵し、ベースへ帰っていった。
その様子に、エイリアはほんの少し笑顔になった。
「すっかり先輩が板についたわね、エックス。」
「…戦闘の前にからかうのはやめてくれないか…?」
「ごめんなさい、それじゃエックス、準備はいい?」
「ああ。」
屋上の扉を開くとそこには…。
ドスン! …と大きな音を立てて落下してきた大型メカニロイドが。
どこからか現れた球形装置が信号を送ると、それは動き出した。
「…これは!」
「何か嫌な予感がするわね」
大きな動きで空を浮遊し、アームで攻撃したり口からエネルギー弾を発するイレギュラー。
「食らえ!!」
威力自慢のファルコンアーマーのチャージショットを当てる。…効かない。
「…クソッ、このメカニロイドも特殊合金製か!」
続けてゼットセイバー。
「ハァ!」
ゼロの戦い方を思い出しながら、一太刀を浴びせる。
…効かない。
「となると……」
「やっぱりアレを破壊しましょエックス。ゼットセイバーで一気に!」
「了解!」
大きく跳び、ゼットセイバーを体に対し真横に払う。
球形装置は一刀両断…は出来ず。刃がかすめた程度だ。
「これを繰り返せってことだな!」
反対側に現れた球形装置を1発、2発、3発。
…球形装置は真っ二つに叩き切られた。
「…よし!」
メカニロイドが爆発を起こす。任務完了…と思いきや。
完全破壊はならず。そこへと転がっていた。
「…!?」
その瞬間…信じられない光景を目の当たりにした。
どこからか現れた、揺らめく影が剣を目にも止まらぬ抜刀で一刀両断。
靡かせるは灰の長髪。
ボディは淡い紫色…頭部クリスタルは水色。
色は違えど、その影は……
「………ゼロ?」
メカニロイドの爆発が終わると、そこには何もいなかった。
続けて高エネルギー反応を感知する。
「エックス、避けて!」
その場から飛び退くエックス。
空からエックス目掛け、巨大なエネルギー弾が降ってきたのだ。
「……イレギュラーハンターよ。…奴をどうするつもりだ」
黒き巨体のレプリロイドがそこにいた。
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