したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

チラシの裏 3枚目

162俺的アレンジの入ったロックマンX6 1話:2009/04/16(木) 22:48:52
「一体…何が起こったというんだ?
 …コロニー破壊作戦は、成功したと聞いたが」

零空間跡地。
吹き荒れる風の中、一人の青年が立っていた。
「…これでは、失敗したも同然ではないか」


辺りを見回すと、レプリロイドの遺体と思しき鉄片が。
「…一体、どれくらいのレプリロイドや人間が、命を落としたんだろう。
 こんな争いが、一体いつまで続くんだろう」

…破片は、何も語ることは出来ない。





あれから3週間。ハンターベースは地球の復興作業に尽力。
地球は、ようやっと地表での活動が出来るまでに汚染が回復していた。


…レプリロイドが起こした災害。
これにより、レプリロイドと人間の種族としての上下が明るみとなった。

レプリロイドという種そのものへの責任。

…人間は、守られる側になり、地下へ避難。
これから、レプリロイドは責任を果たさなければならない。
世界を元に戻すという…責任を。


シグナスは世界各国へと深く謝罪。
しかし、具体的な対策や彼以上の適任者もいなく……
これほどの甚大な被害を蒙りながら、彼は世界から思ったほどの非難を浴びることはなかった。

ライフセーバー達は各地のレプリロイドを保護、手当てして周り
ダグラスは技術力のあるレプリロイドを集め、
エイリアは主に中級以下のハンター達の育成に精を出していた。


「…大型のイレギュラー反応!?貴方達、行ってくれるかしら」
割と腕の立つルーキー達に対処を任せることとした。

「…オイオイエイリア。アイツらだけで大丈夫な相手かよ」
「じゃあ人員を増やせば…」

まどろっこしくなってダグラスは言う。
「ああ、もう。 …エックスを呼べよ。アイツ、今休んでるだろ」
「………でも」

「……アイツを起こしてやりなよ、エックスも流石に喜ぶかもだぞー?」
「…何を…」



ゼロの声が聞こえる。
「…エックス ……エックス!」

霧の中から話しかけるはゼロ。
「……今お前が世界を守らなくてどうするんだ…
 目を覚ませ、…エックス!」


「エックス…、 エックス!」
声が変わる。女性の声だ…

「…エイリア。」
回復用カプセルを覗き込むエイリアの姿が。


「…おきて、エックス。
 イレギュラーが暴れているの。至急現場へ向かってくれないかしら」
「………ああ、解った。すぐ行くよ」



現場はコロニーの落下地点のすぐそば。廃墟となったビルだった。

「エックス。頑張ってファルコンアーマーを復元してはみたんだけど…
 不完全な部分があって、フリームーブは使えないの」
「そうなのか…」
「その代わり、エアダッシュの機能をそのアーマーにつけて、
 フリームーブの攻撃力をみたわ。」

「…そうなのか、有難う。オペレーション頼むよ」


セイバーを手に、エックスの久々の戦いが始まった。

スクラップと化したメカニロイドを破壊、廃墟の内部へ。


内部では転がってくる合成金属製の円形物体やブロックをゼロの形見により斬って進む。
ゼットセイバーは彼には使いこなせないらしい。ゼロのような素早い挙動がまるで出来ない。

階段を登り、壁を蹴り…繰り返しながら上のフロアへ。
途中、天井を突き破ってドリル装置がエックスを襲うが、これも回避して先へと進む。
屋上までの通路を繋ぐ扉を開けるとそこには。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板