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チラシの裏 3枚目
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セイバーを構える。ゼロもこの攻撃は避けきれないと判断したようだ。
エックス最大の攻撃…それはゼロにも予想がついていた。
「ノヴァストライクか!」
エックスは大きく跳び…
その体をアーマーごと変化させた。…翼を中心に、推進力へと機能全てを集中させた飛行形態に。
そして…
更なる力を持ったノヴァストライクが放たれる。
エックス自身が光と化し、捉えられない速さでゼロへと向かっていったのだ。
「ぬああああっ…!!!」
ゼロの回避は遅れ、正面衝突を逃れ、わき腹を抉られ…横に吹き飛ぶ。
「ああああああああああああああああああああ!」
「!?」
驚愕した。…がそれもすでに遅し。
エックスは反対側からゼロへともう一発ノヴァストライクを放っていたのだ。
…一撃必殺のこの技が…どうして。
そう思ったときにも遅い。
背中をエックスに追突され、壁へと叩きつけられたゼロを、そのまま引き剥がし3発目のノヴァストライクを放っていたのだ。
腹へと真っ直ぐに突き刺さるエックスの体。
反対側の壁へと一直線に叩きつけられる。並みのレプリロイドならば貫かれていた所だ。
「終わりだぁあああああああああああ!」
飛びあがり…最後の技を放つ。
エックス最強の特殊武器攻撃、フロストタワー・チャージ。
側面からの攻撃の後は、脳天から氷をぶつけ、ゼロの動きを止めるのだ。
まず一つ。
…ゼロはそれを避ける。
次に二つ。
また数を増やし、真っ白で冷たい刃はゼロの頭上へと降り注ぐ……
ゼロは戦闘力を増強する能力も使い果たし、よろけた体で…
なけなしの最後の一撃を放ったのだった。
「滅閃光!!」
天から降り注ぐエックスの攻撃。
地から吹き上げるゼロの攻撃。
…相手を貫いたのは………
ゼロだった。
「……………!」
エックスの体は床へと堕ち………
大爆発を起こす。アルティメットアーマーの最期だ。
全てが閃光に包まれ……巨大な爆発に包まれる。
真っ白な光が何もかもを覆い尽くした………
その時。
「うぁあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
「…………!!」
言葉も出ない。力を使い切ったゼロに、エックスが向かってきたではないか。…実体を持たない、魂だけで。
ライト博士からの願い。
ハンターの皆からの願い。
アイリスが遺した願い。
そして、エックスからの心そのものが……
エイリアから託されたソウルボディの最後の機能となってゼロを貫いていったのだ。
「……………最後の最後にソウルボディ…か …流石だな…エックス」
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