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チラシの裏 3枚目
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「断地炎!」
そのままセイバーを空中で持ち替え、ディノレクスから得た力でセイバーに灼熱を纏わせて落下する。
エックスの肩を貫くべく。
「ダブルサイクロン!」
フクロウルから得た力だ。エックスは左右の腕から何者をも刻む竜巻を発生させ…ゼロを吹き飛ばし、切り刻む。
「くそっ………!」
壁へと吹き飛ばされる。
そしてエックスはチャージ・ソウルボディへと繋げる。
この攻撃はゼロには反撃不可。その上攻撃力も高く範囲も広い。戦いにおいて幅広く使える。…エイリアの改造の力だ。
だが。
1発、2発、3発、4発…
5発目を避けると同時にまたもゼロは今度は異なる技を用いた。
「滅閃光!!」
ホタルニクスから得た技だ。エネルギーを持った拳を床へたたきつけ、暗黒のエネルギーを放射する。
「うぁああ…!!」
そしてゼロもまた新たなる力を解放した。
…ウイルスの力か、何故かはわからないが。
今まで以上の力が、ゼロにあふれ出てきたのだ。
「バスター…!? まさか!」
そのまさかだった。
封印していた腕のバスターを解き放つとゼロはいつかのように一切のチャージ無しで
チャージショットを二発連続で撃つ。
トリプルチャージだ…!
だがチャージショットが片腕1発づつの2発ではない…と思ったら。
「電刃零!」
電刃の強化版。バスターを一切通さない刃がゼロの一振りで放たれ、エックスを裂く。
「んなっ……!?」
オイルがほとばしるが、ゼロはまたトリプルチャージを放つ。
エックスは学んでいる。この攻撃の回避法を。…壁へ逃げれば上までは刃は追ってこない。
だが…電刃零は違った。180度ほぼどの方向にでも刃を飛ばせるのだ。
またもエックスは刃の餌食となり、床へと落とされる。
「まだまだ…!」
新たな力を得たゼロがダッシュで近づいてくる。
エックスはこれを飛び越そうとするが…
「真…!滅閃光!」
その瞬間、ゼロの拳に圧倒的な力が集中した。
何もかもが吸い寄せられるような、闇の力が腕に集まる…そして叩き付けた。
床一面が爆発する。空間そのものを破壊しかねない大地震が巻き起こる。
エネルギーは一つ一つがチャージショット以上の威力を持ち、許容量を超えた地面から放射される。
「……………………………!」
口を開けたまま、叫び声すらも轟音にかき消され、エックスの体が軽々と宙へと巻き上がる。
最強のアーマーを持ってしても、この程度だというのか…。
…一方その頃。
ハンターベースでエイリアはエックスの帰還を信じ待つ傍ら、ケイン博士の言葉を思い出していた。
…彼がエックスを見つけたときのメッセージだ。
カプセルの埃を払うとそこには一文字…『X』。
「私はトーマスライト…ロックマンエックスを設計・開発した科学者である。
これは、人間のように悩み、考えることの出来る新しいロボットである。
私の命は残念ながら長くはない。また、研究を引き継いでくれる者もいない。
そこで、彼の安全性を確かめるカプセルをここに置いておくことにする。
悩み、考えることが出来るということは…彼は進化の可能性を秘めていることを意味する。
彼には無限の可能性が満ちている。だが…エックスには危険という意味もある。
エックスは無限の可能性と共に、無限の危険性をも秘めているのだ…」
ライト博士が託した無限の可能性のロボットが…本来の力を以て今戦いを続け……
その余りある危険な力をここに解放した。
「うぉおおおおおお…おああああああああああああああ!!」
エックスが再び雄たけびをあげる。
「!?」
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