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チラシの裏 3枚目

150俺的アレンジの入ったロックマンX5 12話前半:2009/04/15(水) 21:43:53
「………何なんだ、この空間は…」

色が先ほどの青からうってかわって、紫色へと変化する。

ライドアーマー・イーグルGが大量に配備された先は崖。
それより驚いたのは、エックスはこれから「上」へと進まなければならないこと。


零空間 中層『哀愁』



…この地形はどこかで見たことがある…
ライドアーマーを倒しながら進むと、底なしの空間の中をリフトが浮遊している。

「…………」
…耳を澄ませてみる。…波の音が聞こえる。擬似的に作り出されたものだとは解りつつ。
…波、崖、大量のリフト、進む方向は上。


「…この場所は。」
……まさかと思いつつも、空中戦に向かぬ体でリフトを乗り継ぎ、入り口へと到達。
そこには狭い通路にイレギュラーが犇き合っていた。


…いや、忘れもしない。 場所やその構成物体こそ完全に零空間であるが、
ここが再現している場所はひとつ。

はじめにシグマが居た、海上のシグマのアジトだ。
もう少し進めばそこでゼロと別れ、VAVAを倒したあの場所がある。

「……?」


エックスの見当違いだったのか。記憶にないフロアがそこに続いていた。
大きな縦穴に、壁に張り付くメカニロイドが多数。

一体これは何なのか…?
…いや、もしかすると別の場所との混合なのかもしれない。



数分前。ゼロはこの通路を通過していた。
「………シグマのアジトが途切れたと思ったら。」

この縦穴が意味するところは一つだ。…カーネルが待ち受けていた、宇宙港。
「ここでカーネルを殺していなければ、あんなことにはならなかった…。」
ゼロは自らの記憶の地を通って、先へと進んでいった。



そうとは知らず、エックスはフロアを上へと進む。
最上階と思しき場所に何か、扉がある。また何かが待ち受けているのだろうか。

潜った扉が閉まると、また色が抜ける。



先へと進むとそこには………
「…嫌な文字まで復元したものだな」

「Σ」のマーク。


そしてゆっくりと空間はマークを遮る何かを構成していく。
「……懐かしいな」




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