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チラシの裏 3枚目
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シグナスからの分析が行われる。
「エックスの戦闘における特性とは何だ?
…多彩な特殊武器が使用できることではないのか」
「…ん?特殊武器…!?
……本当だ、このアーマーじゃ使えなくなってやがる」
「防御力も確かに高められた。…だが、考えても見ろ…
俊敏性が低くなった時点で、
元よりエックス以上の俊敏性を誇る相手とは戦いづらくなったとは思わんか」
僅かな速度の差が命取り。戦いは厳しいものとなるだろう。
「……まぁな。」
「そして強化パーツの取り付けも出来ない。
チャージ速度の高速化は素直に評価できるが…
それはパーツで行えることだしな」
シグナスはため息をつく。
「…これでは、通常のミッションだけならいいが……。」
シグナスからの結論。
「エックスになかった特性が付く代償は大きかったか。
これはエックスの長所を殺し、エックスの短所を強めている」
ダグラスは頭を抱えていた。
「うぅううううーーーん………どうするかねコレ。
誰か他の意見も聞いてみたいところなんだが……」
そこにエックスが帰ってくる。
「おう、エックス!そういやエイリアはどうした?」
「…エイリア?どうして俺に。」
「何となく知ってそうな気がしてよ」
うっすらニヤついた様子のダグラスに気付くことなく。
…ダイナモの言う通りなら、
ゼロが例の高エネルギーポイントに到着するのは恐らく明日。
「…エイリアなら…確か…」
その時、エイリアがエックスの前に現れた。
「エックス!」
「…驚いた。どうしたんだい」
「行くんでしょう、明日…」
「……ああ。」
「じゃあ…お願いエックス。後で、屋上に来てくれないかしら」
エイリアは真剣だった。
「…え? …ああ。」
ダグラスの顔は緩んでいた。
エイリアはエックスを待つべく、自室へと足を進める。
その間、手に入れた情報を整理してみる。
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