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チラシの裏 3枚目
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「…エックスか。…俺は…」
「ゼロが目を覚ましたわ!」
エイリアの声はハンターベースの仲間達を呼ぶ。
視界がぼやける…どうやら夢だったらしい。
「よかった…ゼロ、本当によかった!!」
続けてダグラス。
「全く頑丈なヤツだよお前は…」
二人が喜ぶ中、
ライフセーバーはエイリアを呼ぶ。
「エイリアさん。少しお時間を頂けますかな」
「?」
医務室にてライフセーバーから驚くべき言葉が発せられる。
「…ゼロのボディを調査した結果、こんなものが…」
「まさかこれは…シグマウイルス…?」
「ウイルスのデータ…。 …ユーラシアにあったものを浴びたのかしら」
「…そう思いましたよ、初めはね。 …だが、これを見てしまっては……」
「………!」
シグマウイルスはゼロに感染することで形を変えていたらしい。
その形はまるで…。
「シグマウイルスを凌ぐ毒性を持つといわれております。
あなたはこれを…何と名付けますか」
「……………『ゼロウイルス』…。」
「…でしょうな」
…その瞬間。
けたたましいアラートが鳴り響く。
「…!?」
エイリアはオペレートルームへと急ぐ。
「………これは」
ある一箇所のポイントに、突然強大なエネルギー反応が感知された。
常軌を逸したエネルギー反応。
…ウイルスの反応も見られる。
世界から姿を消したはずのウイルスが…一箇所にありえないほどの反応を作り出している。
「調査するのか」
「出来ないわよ!…転送禁止地域に指定するわ!絶対に誰も近づかせないで!」
あまりに危険すぎる。調査なんて今現在誰もさせられるわけがない。
……野放しには絶対に出来ないが…だが今は。
エイリアは今自分に声をかけたのがゼロだとその時気付いた。
「…あら?」
「おい、エイリア。ゼロは一体何処に行ったんだ…?」
ダグラスが飛び込んでくる。
「…え?今そこに居たと思ったんだけど……」
「大変だエイリア! …ゼロがいない! 消えてしまった!」
「そんな… みんな、ハンターベース付近をサーチして!」
…それから数分…。何処にもゼロの反応は見当たらなかった。
世界崩壊、ゼロウイルス、謎のポイント、ゼロの失踪。
…それはやがて全て、一つの単語へと繋がっていく。
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