したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

チラシの裏 3枚目

138俺的アレンジの入ったロックマンX5 6話後半:2009/04/14(火) 03:14:11
「エックス、有難う… 今ので時間がまた大分縮まってしまったわ。後…3時間!」
帰還したゼロも揃った。ここでエイリアはミッションの話に入る。

「必要なものは燃料タンク、後ブースターロケット。」
「ブースターロケットか……熱いところに行くことになりそうだな」

「そう。それならゼロは行ってくれるわね?ブースターロケットの保管場所、サンハウスマウンテンへ」
「…何故『それなら』なのか解らないが…いいだろう」
「そしてエックスだけど……燃料タンクのある場所は……」



エックスは星空の中に居た。
「…ここは」
「プラネタリウムよ。綺麗ねぇ… ただし…。ここにも多分細工をしてあるはず…気をつけてね」
一体どんなものなのか…?


「トゲ…!?」
そう。星空と星座の中を歩いていると突然上部からトゲが降り注いできた。
「……移動用リフトも通常のルートを全く通っていないわ。
 …敵の罠だらけだけど…頑張ってエックス!」


その先は何と重力反転フロア。
…あらゆるトラップを抜けたその最深部、タンクがずらりと並ぶ部屋にそれはいた。

蝙蝠型メカニロイド、バットンボーンの群れから現れた…それは奇怪なレプリロイド。
「…………お前は?」
「キキキキキ!世界がやばい中だけど、この環境…こりゃ心地いいなぁ…キキキ」
「…ウイルスに耐性を持っている?お前は…一体」

エイリアが割り込む。「こいつは…ダーク・ネクロバット。
大きな力を持ちながら、失敗作として見放された…
ヘチマール、マイマイン、モスミーノス、ダブルと同じ、3年前に製作されていたレプリロイドよ!」

天候操作、時間操作、吸収能力、変身能力。…では、ネクロバットの能力は?


「キキキーー!」
戦いが始まる。


ネクロバットの基本攻撃はバットンボーンの生成と、吸血…そして超音波。
さしあたって強力ではないその攻撃に、『楽勝だ』と安心しようとしていた…所に。

「かかったなぁぁあ!」

ネクロバットが翼を閉じると突然辺りの景色が歪み始める。そして…
「ダークホールド!!」
「何…?」

そう言った瞬間……
一瞬にしてエックスの体は傷だらけになっていた。
「うああああああああ!!」

…これは一体どういうことなのか。
一瞬で傷を作り出すダークホールドのその性能……


…そう。それが彼の能力だった。マイマインのそれと違う、『時間停止』。
スローに能力だけなら完全なものとしたマイマインとは異なったものだ。

要求されたものが大き過ぎると…失敗として判断されるラインが高くなる。
…そういうことなのだろうか。

再びダークホールドを発動、動きの止まったエックスに襲い掛かるネクロバット。
血を吸い、自らの糧とする。…戦いは長引くものと思われた。
…だが、能力は強力でも性能一つ取れば貧弱。そうそう連発できる能力でもない。
ガイアアーマーの最後のパーツを受け取ったエックスにネクロバットは倒されていったのだった。

一方その頃。
「……ネクロバット……あれは処分した筈ではなかったのか」
「いやぁ、捨てるのを思わず躊躇ってしまいましてな。
 ……ま、彼を外界へ放つことでいつか能力が開花するのを待っていた節も、勿論ありますがなぁ…
 …実に面白いレプリロイドでしたわい」
「……その眼力…。伊達に沢山の『ロボット』は見てきていない、ということか」
「まぁひとまずは待ちましょう。…奴らがネクロバットのDNAを背負ってやってくるところをね」


一方、ライドアーマー・ライデンに乗りマグマの中に潜り込んでいたゼロも、
パワー、スピード、耐久力全てを備えた炎使いの強敵…
レプリフォース災害対策チームのバーン・ディノレクスを撃破。
ここにやっと、シャトルの資材は全て揃ったのだった。


「……後1時間ね…ギリギリ……何とかシャトルの準備は間に合いそう。
 二人とも、お疲れ様!」




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板