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チラシの裏 3枚目
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「やーやー、今度はエックス君が出てきたかー。また遊びに来ちゃったよ!」
ダイナモがまたも現れた。
「実はさー。あの後ちょっと後悔しちゃったんだよね、流石にうん…」
エックスは黙ってバスターを向ける。
「やっぱりほら……遊ぶのはいいけど、それなりにサッパリしたいじゃないか」
「…五月蝿い!」
チャージショットをダイナモに撃つ。
目にも止まらぬ速度でそれは風を斬り、ダイナモの首筋へと…だが。
「だからさ。今回、俺もちょーっとだけ、本気で行かせてもらいますわ。 …ね?」
手に持ったセイバーによりそれは弾かれた。
跳びあがり、エックスを斬りつける。器用に伸縮するそのセイバーが宙を舞う。
エックスはそれを潜り一撃。
「やるやるー」
そのまま反対側へ跳びあがり…地上へ向けてバスターを2発。
「さてさて、手品の始まりだー!」
グルグルとまたもセイバーを回転させる。
すると…何とそこからはセイバーの刃が次々と飛び出し、エックスを追ってくるではないか。
「何…!?」
「ほらほら、どうしたー?」
チャージショットを再び撃った…と、突然ダイナモが動きを止める。
「ちょっと痺れるぜーーー!?」
ダイナモが腕に力を込める。バチバチと電撃が球の形で腕に集まっている。
「せやぁああ!」
拳を床に叩きつけると床からは光の柱が。
エックスは僅かな柱と柱の間をぬって回避。
「2回目ー!」
ダイナモの近くに。
「3回目ー!」
ダイナモの遠くに。
「あ…あれれ…?効かなかった…? …まーいいや!もう一回だ!」
「そうはさせるか!」
エックスはフリームーブを用い空の上へ。そして…その技を放った。
「はぁああああ!!」
ギガクラッシュほどではないが、広範囲の技だ。
翼からエネルギーの弾を…チャージショットのように放つ。
数え切れない量を。
「ま、さかぁ…?」
拡散する。
「行けっ!」
「おいおーーーーい!」
青き矢となったチャージショットは地上へと降り注ぎ、地上からまた空へと戻っていく。
縦方向への…刃の雨。この技はダイナモに直撃。…刺さる。エネルギーの塊が…肩に、膝に、頭に。
「ったくこれだから嫌だよ…マジだもんなぁ………。」
…だがダイナモはここでシグマの言っていた言葉を思い出す。
「…ま、そんなんだからアンタらは早く死んじまうんだよ。」
また同じ台詞を吐く。
どうやら、彼の中でエックス達の死は確定らしい。
「せいぜい生き延びようとあがくこったな…
俺は楽させてもらうぜ? 生き延びるために、な」
ダイナモは再び去っていった。
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