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チラシの裏 3枚目

132俺的アレンジの入ったロックマンX5 3話後半:2009/04/13(月) 23:49:13
そして、30分前に届いたメッセージ。ハンターベースを襲撃するというのがその内容だった。


「ゼロ、奴が来たみたい。今はエックスがいないから…迎撃をお願い!」
「ああ…。」



長身の男がエニグマの前に姿を現した。
「やーやー、アンタ、ゼロさんだね。はじめまして、俺、ダイナモって言うんだ」
「シグマの部下か?VAVAのような真似をしやがって」
その名前を聞くや否や、情報通の彼は明後日の方向を向きため息をついた。

「VAVA−?あんな肩肘張った怖い人と一緒にしないでもらいたいなー
 自己流で戦うのはそりゃそーだけど、俺の場合はそういうんじゃないんだ。
 こうやってハンターベースにお邪魔したのも、ユーラシア落としたのも…お仕事だけど、遊びなワケよ。」

バイザーを落とし、くるりと指先で回した柄を手で持ち、セイバーのスイッチをオンにする。
「軽くやりましょーや、スポーツな感じでね!」

これから滅ぶ世界には表も裏もない。シグマの雇った闇の世界からの傭兵・ダイナモとの戦いが始まる。



「食らいなっ!」

くるりと回したセイバーを恐るべき速さでブーメランのように投げつける。
ゼロは勿論これをかわし、セイバーで攻撃。

「おーおー。殺気立ってるぅ」

戻ってきた刃をまたかわし、また一撃。だが…
「おーっと…」
セイバーを片手でグルグルと回転させ、それを弾く。


続けてダイナモは跳ぶ。
「へっへ!」

地面に向かって垂直にバスターを発射。それは地面で二つに分かれる。
隙だらけのその攻撃をゼロは跳びあがりかわすと同時に技を当てる。
「三日月斬!」

クレッセント・グリズリーから得たばかりの技。
空円舞の強化技であり、円形になるその剣の軌道には三日月が二つ。
鋭さを増したその剣は一瞬でダイナモの脚を裂く。


「イッテテ…ったく、マジかよ。」
「ふざけるなと言っている!!」

「…アンタさぁ。もう少し力抜かないといつか死ぬよ?マジで」
「本気を出さぬまま死んでいくお前よりはマシだ。」

やれやれ、といった表情で苦笑いし、ダイナモは去っていった。

「ハンターベース防衛を含め、どれくらいかかった」
「おおよそ1時間。エックスも帰ってきたみたいだし、次のミッションに進みましょう」




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