レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
チラシの裏 3枚目
-
「シグマは現在建設中の、沿岸部の女神像に移動した様子。
ゼロは先に行って戦っているらしいわ。」
シグマとの戦いで使用したフォースアーマーを身に纏い、エックスは町へ降り立った。
陥没した道路。シグマに続けて現れたイレギュラーは勿論、
民間の乗用車もイレギュラー化し襲ってくる。
「そうそう。貴方の装備はストックチャージじゃない方のアームパーツだけどそれでよかったかしら?」
「いいよ。シグマ相手にストックチャージの火力では少し心許ないからね」
崩れゆく建設現場を乗り越え、新しくハンターに支給された道具、ハンガーを用い
ロープに掴まり町をショートカット。眼下に海の広がる町の中、
とうとう女神像までたどり着いた。
「ゼロ、大丈夫か!」
「すまないエックス。腕をやられてしまった…
気をつけろ…姿を消しているが奴はすぐそこにいる!」
辺りを見回してもその存在は感知できない。だが…きっとどこかにシグマは存在する。
「…どこだ……」
「神経を研ぎ済ませろ。目やデータでは解らないものがある。…奴が持つ強い悪を逃すな……」
そう言いつつも、ゼロは悩んでいた。
追うもの、追われるもの。結局は破壊するのみの存在。
イレギュラーハンターとイレギュラーは…本当は似たもの同士なのではないかと。
その瞬間、背後の女神像の頬が剥がれ……女神の首が消し飛ぶ。
…そして中から巨大な顔が現れる。
「…シグマ!」
「愚かなイレギュラーハンター達よ!エックスの死を以って…ハンターの真の姿を知らしめてくれるわ!」
巨大な顔のみのシグマとの戦いが始まる。
「エックス、シグマを攻撃するときはうまくタイミングを見計らって!
ボディ表面が物凄く硬いのよ。…内部から破壊するしかない。解るわね」
「口か!」
シグマは目から雷の球を発生させ、エックスを追わせる。
これを避けたところに準備を完了したシグマは口を開け、エネルギー弾を大量に撒き散らしてくる。
「今だ…」
チャージ。そして発射。
「食らええええええ!」
…エックスの腕から発射されるは、雷を纏った青きエネルギー。そのサイズはエックスの身長ほどもある。
その巨大な塊はシグマの内部を貫通していく。そして後に残るは電撃による追加ダメージ。
プラズマチャージショットと呼ばれる、ライト博士がエックスに用意した…エックスのチャージショットの中で最強のものの一つだ。
「ぐぉおお…!」
シグマが消える。
そして再度現れ…今度は口を開けたまま突進を始める。
これは明らかな隙。シグマに再びプラズマチャージを放り込む。
「これで…最後だあああ…!」
大口を開け、口のキャノン砲を最大限にチャージ…発射する。
エックスの身長の2倍はあろうかというサイズの巨大なビームが放たれる。
これをしゃがんでかわし…
「そうだな…終わりだ、シグマ。」
エネルギーが枯渇した瞬間を見計らいまたプラズマチャージショット。
|
|
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板