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チラシの裏 3枚目
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「地獄に旅立つ準備は出来たかね?」
最終兵器・動力室。熱で満たされたその空間で、死神は戦いを始めた。
「…………なぁオペレーター。少し俺の話を聞いてくれないか」
「え…? …う、うん」
出口で待つことにしたエックスは、最終兵器を入り口へと向かい歩いていた。
「……君はイレギュラーハンターはイレギュラーを倒すことが当然だと思うかい」
「………。…いえ。殺すか殺さないか。そもそもイレギュラーかどうか判別するため
逮捕の処置を取る場合だって多いわね。…どうしたの」
オペレーターは椅子に深く腰かけ…飲み物を片手に息をついた。
「フハハハハハハ、これで終わりと思うな!?これからだぞ…?
お前と戦うのを待っていたのを待っていたのだからな!」
黒き衣がゼロにより焼き斬られ、シグマの顔が姿を現す。鎌を手に…戦いは次なる局面へと進む。
「黙れ。すぐに終わらせてやる」
「俺は…どんどん仲間を失って行っている。
…でも、ダブルを倒して思ったんだ。俺はもう、仲間を失いたくない」
「…そうよね」
「そして、段々戦いに慣れていく自分にも気付いた。そして…思ったんだ。
…何も感じなくなるのも、それは…イレギュラーじゃないのかって」
エックスは、宇宙を見ながら話を続け、窓の外の星空を見上げながらオペレーターはその話を聞く。
「…うん。それが故障なら定義的にはそうなるわね。でもそれを言ったらイレギュラーハンターは皆…」
「…それもそうか」
「ただ、悩むというのはいいことかも知れない。考えた末、また新しい答えが…出せるならね」
「…………。」
「ケイン博士も言っていたわ。それがエックスの最大の特性だって。」
「シグマもそれを聞いていたかな」
「…そう言っていた。…レプリロイドの可能性にかけていた彼が興味を示さない理由もないわね」
シグマの体は崩壊。床が崩壊し、ゼロは下へと落ちる。エネルギー炉の並ぶ、動力炉深部へと。
ワイヤーによって繋がれた巨大な人型の装置が現れる。その頭に供えられたのは…シグマの顔だ。
「ハーーッハッハッハッハ!死ね、死ねえ!死ぬがいいゼロ!
あの世でアイリスが待っているぞぉ!?」
「その名前を出すな………お前をあの世に送ってやる!二度と蘇るんじゃない!」
「宇宙の、塵になるがいい!」
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