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チラシの裏 3枚目
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「でも…弱点なしで勝てそう?」
「俺をそう甘く見られても困るよ。…あと一撃で終わらせる」
「…どうやって」
「君はまだ知らないんだったな」
ダブルがまたも突進攻撃に入る。天井に張り付き、天井を蹴り、床を蹴り…。
そしてエックスもまた、そんなダブルに向かい、何故か地面を蹴り、宙に浮き近づく。
オペレーターも理解できない行動だった。
…ロボット史には、こんな逸話がある。
かつて世界を何度も救った青きロボットがいた。
彼の代名詞と言える必殺技は有名なものだ。
だが…それも最初から覚えていたわけではない。彼はその4度目の戦いから使い始めたといわれる。
そして、その技の片鱗は2度目の戦いにおいて、炎を操る強敵から得たものが原型とされる。
偶然似ただけ、とも…言われているが。
それが…現在のチャージショットの始まりといわれているのだ。
…そして、歴史は繰り返される。
2度目の戦いにおいてゼロに勝った技、チャージ・ラッシングバーナー。
フレイムスタッガーから得たその技によく似たその技が…
4度目のこの戦いにおいて初めて放たれる。
22世紀の青き英雄、エックスの…後世に語り継がれる最強最大の技が、今ここに姿を現す。
エックスは光に包まれ…いや、彼自身が光の矢となり…ダブルの流体金属の体を一直線に突き抜ける。
まるで、間になにもなかったかのように鮮やかに。目にも止まらぬスピードで。
それが…『ノヴァ・ストライク』だった。
ダブルは顔だけを残し跡片もなく蒸発していった。
「……ダブル。どうして…信じていたのに」
「ヒャ…ハ…ハ…
俺は…元からお前を殺すためにあの方からお前の元に…送り込まれてきたのさ…。
地獄で待ってる…ぜぇ、エックス…!」
「………信じていたのに!」
…しかし、ダブルを倒してもそこにはアイリスの姿が見当たらない。
一体どこへ?
…一方、別の入り口からゼロは侵入を試みていた。全ては、アイリスを救うため。
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