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チラシの裏 3枚目

100俺的アレンジの入ったロックマンX4 5話前半:2009/04/09(木) 02:27:44
スパイダス、キバトドス、スティングレン。
レプリフォースの幹部が次々と倒されていく中、
病み上がりのゼロはエックスに提案をする。


「…レプリフォースとの全面的な対決がもしあったならば…俺はその時はお前に頼みたいんだ」
「…そうか。ゼロはアイリスの所に居てあげないとね」

「………だからお前はそれまでの間、任務より先にお前自身の強化を優先しろ。
 レプリフォースの他幹部は俺が倒す」
「解った。有難う、ゼロ」


部屋から出て、オペレーションルームへ向かう。
アイリスにかける言葉が見つからない。彼女の背中を見ながら黙って立ち尽くしていると…
「ゼロ。」

女性の声がする。ダブルを今担当している、金髪のオペレーターだ。
「…貴方、変わったミッションへ向かう気はない?」



「…ここに…何があるって言うんだ」
「とりあえずこの転送装置にあがってみてよ。大丈夫、行き先は通信が通じるから…」
「俺に行かせる理由は何だ」
「…危険だからよ。とてもね」


転送装置に脚を踏み入れると…いつもと様子が違う。
ゼロの体が光に包まれるのは同じだが…何か違う。

「!?」
いつもはワープするための光だが、今回は違う。
ゼロの体が光に包まれたまま、光の粒になり……

その光が一箇所に集まり、光の球となりそして…機械に吸い込まれていった。



…ついた先は奇妙な空間の中。
コンピュータの内部のような…それでいて、不可思議な物体が蠢く場所。
「うわぁ、凄い…物理原則を無視したような場所ね…」
他人事のようなオペレーターの声が聞こえる。

「そこは…サイバースペースよ。プログラムの世界…電脳空間。
 貴方は今、データに変換されて電子の世界にいるのよ」

なにやら頭が痛い。…マッシュラムのそれを引きずっているのだろうか?
「さて…それじゃ私はここまでよ、後はオペレーションお願いね、アイリスちゃん」
「は、はい…!」

オペレーターが去っていき、アイリスが受け継いだ。
「…大丈夫なのか、お前」
「私、レプリフォースと戦うことは出来ないけれど…そうじゃないなら戦うゼロの役には立ちたいの!」
「…すまない。この世界の仕組みは俺にはわからない…オペレーション、頼むぞ」
「…はいっ!」


あたりをうろつく監視プログラムは黄色い目玉の形をしている。
これはエックスのバスターやゼロの通常のセイバーでは切り刻めない。一発では…。
「空円舞!」
マッシュラムから得た回転斬りでそれを一刀両断、先へと進んでいく。
警備プログラムが正三角形の形をしゼロを襲うがこれもまた斬り、先へと進んでいく。

「…電脳空間での戦いはこちらではどういう扱いになるんだ」
「あなたというプログラムが敵のプログラムをデリートした形になるわ」
「…デリートか。いい響きだ」

敵を素早く倒し、巨大なモニターの前に立つ。ランクS…という表示。
「何だこれは」
「サイバースペースを暴走させている犯人が、侵入してきたものを戦闘能力で振り分けているみたい…。」
「通過基準は…何かあるのか?」
「ランクA以上…みたいよ」

スペアボディを手に入れて更に先へ。
色んなパターンを組み襲いかかるプログラムを消しながら先へ。
3つ目のモニターでランクSを取ったとき、第2エリアへの扉が開く。

第二エリアの重力反転の罠を潜り抜けた先が、サイバースペースの最深部だった。

何もない空間に、何かのフレームが現れ…その姿を画像として表示し始める。
「…レプリロイドが入っていたのは俺だけではないようだな」
「レプリロイドではないみたい。これは…プログラム。暴走しているから…ウイルス!」




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