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ゲームの物語紹介スレ
26
:
ロックマンゼロ3 オメガ最終形態
:2008/03/08(土) 19:38:26
辿り着いた場所は…
ゼロが封印されていたあの研究所だった。
あの研究所こそが、バイルの研究所だったのだ。
自分が眠っていたときのこと。シエルに起こされたときのこと。
手元にあるバスターショットを手に取ったときのこと。
あの時の記憶が思い出される。
辺りは炎の海。転がるのは巨神オメガの残骸。
これで戦いは終わった…。今度こそ。
しかしそこにバイルの声がこだまする。
「クヒャーーーーーッハッハッハ!
素晴らしいぞ、ゼロ!
とても偽者とは思えんパワーだ!!」
バイルは狂ったことを言い出した。
ゼロをそんなに認めたくないのか…
そう思われたときだった。
何かの反応がする。それも巨大な。
…オメガの破片の中から、一本の、真っ直ぐな光柱が立ち上がる。
嫌な予感が全身を駆け巡る。
…この光景はどこかで見たことがある。
どこかで…
ここで…見たことがある……。
…まさか…。そんなはずは………。
嫌な予感が、絶望に変わる。
炎の海の中。オメガの残骸を宙へと吹き飛ばし、
現れた破壊神の本当の姿。
強大すぎる力の塊…
ワインのように濃い、血の赤と、漆黒な闇のような黒の色をしたボディ。
その姿は…紛れもなく、ゼロだった。
「お前が伝説のレプリロイド?
おめでたいヤツよの…」
『俺が…その、ゼロなのか?』
『私たちにとっては、あなたはもうゼロなのよ』
『コイツはオメガ…存在自体が滅茶苦茶なヤツ…』
「ここで見つけたレプリロイドを
レジスタンスの馬鹿どもが勝手にゼロと呼んだだけだ…」
ならば…ゼロと呼ばれていたものは一体…?
「お前も…確かにゼロではあるが単なるコピーだ!
伝説の英雄でもなんでもない!
ただのコピー…なのだよ!!!」
最強の戦士、ゼロを超える存在もまた…
100年経っても尚、血を求め続ける究極の戦士、ゼロだったのだ。
いや、オメガ…彼こそがゼロだったのだ。
イレギュラーならば斬るまでだ、という言葉に対しバイルが笑っていたのは
その意味だったのだ。
エックスがオメガとの戦いに不安を抱いていたのは
その意味だったのだ。
「クックック…
自分がコピーとも知らず英雄を気取りおって…
本当に笑わせるじゃないか
オメガこそ正真正銘…本物のオリジナル・ゼロだ!
お前はそのコピーに過ぎん!」
「オリジナルゼロが…何故…
お前の言いなりになっている…」
「フン!ヤツは血に飢えた破壊神…
ワシはその力を極限まで引き出せるよう改造してやっただけだ!」
そう。先ほどまでのボディはネオアルカディアへのカモフラージュに加え
オメガの圧倒的過ぎるパワーを押さえ込むための
バイルが用意した強力な拘束具だったのだ。
「さぁ…オメガ、
いや、オリジナル・ゼロよ!!
哀れなコピーが100年間見続けてきた夢を…
そろそろ覚ましてやれ!!」
これこそが真のゼロ。ワイリーが求めた究極の破壊者。
武器も技もない当時さえあのシグマを圧倒した最強の戦士。
歴戦の記憶を体に刻み、技も武器も研ぎ澄まされ、
ダークエルフの強大な力を得て更なる強大な力を得た究極の敵が…
彼に襲い掛かる。
「我はメシアなり!! ハァーーーッハッハッハッハッハッハ!!!」
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