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ゲームの物語紹介スレ

22ロックマンゼクス ジルウェ戦まで:2008/03/08(土) 16:53:54
エリアD・高速道路。
走っているエールに、すぐに追いついて声をかけたのは
モデルZに変身したジルウェだった。

「お前を今まで育ててきたのはな、
 決してお前がライブメタルの適合者だからじゃない。
 それを忘れるなよ?
 それじゃ俺は先に行ってるからついて来い、エール!」

その言葉に勇気づけられたエールは、ジルウェの後をついていく。

ハイウェイでのイレギュラーとの戦い。
2度ほどヘリとの戦いや、崩れ落ちる床などに苦戦しつつも
エールは遥か先にいるジルウェを目指し進んでいった。


そしてジルウェを見つけた。…力なく倒れたジルウェを。
その周りには敵と思われる緑のスーツを着た大柄の男と
二人の少年少女。

「来たかモデルXのロックマン。
 その力、試させてもらおうか」

そう言って大柄の男はジルウェを復活させた。
暴走させた上で。

「ジルウェ!一体どうしたの!」
「エール…オレヲ…ウテ……!」

暴走させられたモデルZ…ジルウェとの戦いになる。
戦わざるをえなかった。

剣技と銃技の激突。激しい攻防。決着はつかない。
だが、突然ジルウェの上に雷が落ち、ジルウェはまた倒れる。

「モデルX、青のロックマン
 モデルZ、赤のロックマン。その程度とは残念だ」
「誰!?」

先ほどの大柄の男がジルウェの後ろにいた。

「私の名はセルパン。
 全てを支配するモデルVのロックマンだ!」
「お前が…セルパンカンパニーの社長!?」
「そうだ、よく覚えておきたまえ」

なんとセルパンカンパニーの社長こそが黒幕だったのだ。
腕が震えるエール。

「それは怒り…?それとも恐れ…?」
セルパンの傍らにいる少女が口を開く。
「…プロメテ。」
セルパンに言われ、今度は少年が口を開く。
「青のロックマン。お前のそれは勇気じゃない…
 ただの無謀だ」
「うるさい!」
バスターを放つエール。だがプロメテという少年の鎌によって跳ね返され
負傷してしまう。

「君たちのような、ライブメタルのROCKシステムで変身できる者を
 我々はロックマンと呼んでいる。
 ライブメタルに選ばれた我らロックマンこそ新たな世界の王となる者。
 だがその程度の力ならば王になる資格はない。」
今度はエールに雷が落とされ、そして倒れた。
「パンドラ。パスコードのデータだけは吸い出しておけ」

パンドラという少女から放たれたビットに
エールとジルウェのライブメタルから何かが吸い出される。

「イレギュラーに彼らを始末させたらあとはいつもと同じだ。
 人々を襲うイレギュラー、それを追ってくる警備隊。
 いつもの風景にしか見えんさ。
 この国にはもう少し…平和な日常を演じてもらおう」

これが平和な国の実態。全てはセルパンの掌の中だったのだ。

「いずれは我がライブメタル…モデルVの生贄になってもらうがね
 プロジェクト・ヘヴンを次の段階へ移す。」
そう言ってセルパンとパンドラは姿を消した。

「早速二人脱落か。
 あの男の仕組んだゲームも大したことはなさそうだ」
そう残しプロメテが最後に消えていった。


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