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●事情によりこちらでSSを投下するスレ 3●
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「そこの部長と部員と顧問の先生の弱み握ってるから大丈夫だ」
「悪魔!?」
そんなわけで、放課後かなみと一緒に学校のプールで泳ぐことになった。今から楽しみだ。
放課後。待ちに待ったふわふわプールタイムだ。だがしかし、ここで俺は驚愕の事実に気づいてしまった。
「水着持ってきてねえ……」
俺一人なら裸の開放感! とか言いながら屋外に飛び出して逮捕されるのも問題ないのだが、かなみも一緒なので色々と問題が山積みだ。あと、よく考えると捕まるので問題ある。
どうしたものかと頭を悩ませながら廊下を歩いてると、見るからに浮かれているかなみがスキップしながらこっちにやってきた。
「あっ……あ、あーあ。とうとう放課後になっちゃったわね。あーあ、やだやだ」
俺を見た途端スキップをやめ、かなみは殊更嫌そうに顔をしかめた。
「もうちょっと前からそういう所作はお願いします」
「う、うっさい、ばか! 暑いからプールが楽しみなだけ! アンタと一緒なのは嫌なんだからね!?」
「それは丁度よかった。実は水着を持ってきてなくて、俺は泳げそうにないんだ。だから、お前だけ泳いでくれ」
「えっ……」
「それでも一応水泳部には話つけておくよ。まあ、俺がいなくても平気だろ?」
「あ、当たり前でしょ。……で、でも、そなんだ。一緒じゃないんだ。……そ、それはラッキーね。……らっきー」
ラッキーならそれらしい顔をして。そんな今にも泣きそうな顔しないで。
「と、とりあえずプール行くか」
「……うん」
ものすごい落ち込んだかなみを連れてプールへ向かう。その途中、購買部の前を通りがかった。
「あ。かなみ、ちょっと待ってて」
「うん? ……うん、待ってる」
かなみをその場に置いて購買部に入り、ちょちょっと買い物する。
「お待たへ。行こ」
「ん」
相変わらずしょげかえってるかなみを連れ、プール前へ到着。
「んじゃちょっと話つけてくるから、その間に着替えてて」
「……ん」
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